ヒールのトップリフトに付くゴムの形状は、幾つかの種類に分類可能です。これは「ダヴテイル」と呼ばれるもの。鳩の尻尾のように楔状にすることで、レザーの部分との嵌合性を向上させています。こちらはレザー部分との境目をシンプルに直線状にしたもの。ゴムの面積をどのくらいの割合にするかや、境界線をどの角度に入れるかにも、靴メーカーや部材メーカーのノウハウが活かされています。こちらは「アローヘッド」とか「シェブロン」と呼ばれる形状です。レザーソール仕様のトリッカーズのトップリフトには、これが付くのがお約束です。見た目はちょっとゴツいですが、内くるぶし側のかかとの滑りが結構防げるので、もっと普及すべき意匠ではあります。ジェイエムウエストンの一部の靴には、トップリフトにゴムではなくてメタルの補強が入ります。耐久性はダントツ! ただし、慣れないとザラツキや重さが気になり、大理石の道では「釘」と同様に滑りやすいのが悔しい。やはり土の道で履いてあげたい仕様です。この写真の記事を読む※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。