賢くサプリを利用しよう!

賢くサプリを利用しよう!

サプリメントブームと呼ばれている近年。サプリ先進国アメリカでは、なんと成人の7割がサプリメントを使用しているのだとか。アメリカでは、病院で患者さんにサプリメントを処方することも少なくありません。そんなアメリカが長年取り組んできたのが、『予防医学』。予防医学とは文字通り、病気にかかる前に防ぐ方法で、病気にかからない『未病』を目指すことを目的とした医学です。最近では日本でも多く聞かれるようになりましたよね。そんな予防医学に役立つのがサプリメントであり、その動向に注目が集まっています。果たして2012年は、どんなサプリメントが流行するのでしょうか?


2012年、注目すべきサプリの成分とは

最近では、医療の分野でしか使用できなかった成分がサプリメントとして認可されるなど、次々に新しい成分や商品が登場しています。まだまだ研究段階の成分も多く存在する中、近々認可が降りて登場する新成分があるかもしれません。そんなサプリメント業界は移り変わりも目まぐるしいもの。新成分から定番成分のリバイバルまで、2012年に流行するサプリ成分を予想してみました!

・抗酸化成分
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レスベラトロールサプリなら、ワイン3本分ほどのポリフェノールが一時に摂取可能!

昨年からブームの兆しが見え始め、多くのメーカーが発売に踏み切っているサプリの新成分と言えば『レスベラトロール』。ブドウの茎や皮などに含まれるポリフェノールの一種であり、強い抗酸化作用を持っています。世界中から、エイジングケア・健康維持に効果的な成分として注目を集めていて、日本では昨年6月にNHKの番組で取り上げられて以来、ブレイクを果たしました。『レスベラトロール』から発見されたサーチュイン遺伝子が活性化することで、活性酸素を抑え、免疫力アップをはじめとする様々なアンチエイジング効果が確認されています。『レスベラトール』に次ぐ抗酸化作用のある新成分といえば、“ヒト型ナノセラミド”や、ウコン由来の“ホワイトクルクミノイド”など。すでに化粧品で使用されているものもありますが、サプリメント業界でも大きく躍進しそうです。


・抗糖化成分
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2012年はハーブ系サプリが進化する?

抗酸化に次いで注目されているのが『抗糖化』。身体の糖化を防ぐことが老化防止につながるという考え方から生まれたのが『抗糖化』です。
体内に摂り入れた余分な糖分がたんぱく質と結びつくと、老化たんぱく質が形成され、健康被害をもたらります。しかも、コラーゲンやエラスチンなどの美肌に欠かせない成分は、特に糖化に脅かされやすく、シワやシミなど肌の老化現象を加速させるのです。そのため、アンチエイジングには「抗酸化よりも、むしろ抗糖化のほうが大切」という説もあります。抗糖化を促すサプリメントといえば、たとえば、ローマカミツレ・セイヨウサンザシ・ドクダミ・ブドウの葉などの、天然ハーブが挙げられます。


・乳酸菌
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乳酸菌の新たな機能に注目!

予てから研究が続けられ、様々な健康効果が発見されてきた乳酸菌。今年は発酵系ブームに乗って、さらなるブームの兆しが! その理由は、乳酸菌の一種とされる菌の新たな効果が発見され、続々と新商品が世に生み出されているからです。たとえば、インフルエンザ予防効果で話題を集めた『073R-1乳酸菌』。そして、皮下脂肪を減らす効果を持つ『ガセリ菌SP株』、2011年末に確認されたばかりの『乳酸菌LKM512』によるマウスの寿命延命効果など、まさにパーフェクトな健康効果を持つ成分だったのです。「乳酸菌と言えば便秘解消」くらいの印象しかなかった方も、是非今年は乳酸菌の新たな効果に注目してみてください。


・古代成分
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スピルリナは「スーパーフード」と呼ばれています!

古くから存在しているにも関わらず、近年になってその存在が明らかになってきた成分も多数商品化されています。そのひとつが、『ALA』。ALAとは“5‐アミノレブリン酸”の略称で、アミノ酸のこと。実は最近になって登場した新成分ではなく、生命が誕生したときから存在したと言われています。そんな『ALA』は、通常のアミノ酸とは違う働きがあり、体内のエネルギー生成や免疫力アップにも役立つのです。ワインや酢など発酵食品に含まれていますが、少量のため、サプリメントでの摂取がオススメです。

もうひとつは、『スピルリナ』。湖の中に生息するらせん状の藻で、なんと30億年前から地球に存在する最古の植物と言われています。アミノ酸・ビタミン・ミネラルの他、食物繊維や不飽和脂肪酸など50種類以上の栄養成分を含み、健康維持はもちろん、デトックス・アンチエイジング・美肌にも効果的! 国連やNASAからも「未来の食糧」として注目されている、まさに次世代の万能成分と言えそうです。


多機能サプリに人気が集中!

近年流行しているサプリメントの特徴と言えば、「ここに効果がある」というピンポイントの機能よりも、多機能性のもの。化粧品で言えば、BBクリームやオールインワンゲルのようなイメージでしょうか。アンチエイジングにも、美肌にも、健康にも、ダイエットにも……と、多くの効果が期待できる成分に人気が集まっているようです。例えば、便秘→むくみ→体調不良→肌荒れなど、そもそも女性の悩みを探っていくと、その多くの原因がリンクしていることが多いのです。「美容の悩みであっても、もともとの要因が体内の不調にあり、その根本原因を解消しない限り、エステに行っても、高価な化粧品を使っても無意味になってしまう」そんなインナービューティーに対する認知が広がった証拠だと言えそうです。


多機能サプリの注意点

多機能な効果を持つサプリメントだからと言って、全ての効果が薄いものでは意味がありません。パッケージに配合成分量などが記載されていますので、自分が一番求めている効果は何か、どんな成分の組み合わせなのかをチェックすると良いと思います。ドラックストアなどで、同様の効果を持つサプリメントが同じ棚に並べられていたら、成分量を比べてみるのもひとつの手。

また、「多機能サプリメントを飲んでいるから何も食べなくていい」というのは勘違いです。そもそもサプリメントは『補う』という意味がありますので、食品で足りない栄養素をあくまでサポートする役割だと考えて、うまく生活に摂り入れてみてくださいね。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。