WPSを利用した簡単セットアップに対応
DATA08Wのセットアップは、とてもシンプルで簡単。接続先が子機を内蔵したWindows 7パソコンであれば、DATA08Wに割り付けられているSSIDという固有番号を選択すると、下記の画面が自動的に表示される。ここで、本体のWPSボタンを押すと接続が完了する。iPhoneやAndroidスマートフォン、ゲーム機などWi-Fiが使える機器は、SSIDを選択したあと、電池ケースを開けたところに書いてあるセキュリティキーを手動で入力することになる。ワンタッチとはいかないが、一度設定すればあとは自動的に接続するので、特に面倒なことはない。
節電モードで長時間使える
DATA08Wは、連続でも約6時間の通信が可能。待ち受けのみであれば、Wi-Fi ONの状態で、3Gなら7時間、WiMAXであれば12時間使用可能となっている。5分通信しないと自動的に節電モードに入り、バッテリーの消耗を防ぐ。復帰は通信を再開するだけ。使う度にいちいち本体のボタンを押す必要もないので、電源を入れたら本体を鞄の中に入れたままにしておけばよい。
筐体はiPhoneよりわずかに小さく邪魔にならない。ブラックの仕上げが全体を引き締め、裏面の艶消し仕上げは、滑り止めになる。
iPhone4と並べてみても、大きさはほぼ同じ
料金は「WINシングルフラットWiMAX(シンプル)」がお得
2012年3月現在、WINシングルフラットWiMAX (シンプル)が標準的な料金プランになるだろう。これは、4,410円の定額で使いたい放題だ。そのほかに、従量制やau電話とのセット割引を想定したWINシングル定額 WiMAX (シンプル)もある。ネットをどこでもサクサク利用したい人にお勧め
何といってもDATA08Wの特徴はWiMAXと3Gの両方に対応していること。数年前まではサービスエリアが狭く、活用できる範囲が狭かったが、現在では全国政令指定都市・特別区の実人口 カバー率95%以上。東名阪主要都市の実人口カバー率99%以上がWiMAXのサービスエリアだ。万一WiMAXのエリアを離れても、より広範囲をカバーするauの3G回線エリアが広いので安心だ。テザリングにも対応。ノートPCやスマートフォンなど、Wi-Fi対応端末を同時に5台まで接続することができ、さらにUSB接続でさらに1台追加することができるのも便利だ。
【関連サイト】
au Wi-Fi WALKER DATA08W