第66回 ダンナの誕生日祝い
実は『J・エドガー』を観たあと、ディカプリオってどことなく…輪郭とか、眉毛とか、ダンナに似てるなあと思い、行きつけのお店でついポロっと「似てるよね」と言っちゃったのですが、当然のように「気のせいよ」「アバタもエクボとはよく言ったものね」と一笑に付されました(本人も否定してました)ここだけの話ですが(笑)、僕が『J・エドガー』で3回くらい泣いてしまったのは、エドガーとクライドの愛の物語に感情移入しまくりで、シンクロ率がハンパなかったからです。要は、二人の関係がどことなく自分たちに似てた(見た目ではなく…汗)からなのでした。
さて、そんな「我が家のレオ様」が先日、誕生日をお迎えあそばされました。以前はゲイバーでお誕生日会などもやっていただいてたのですが、生来の照れ屋ゆえ、いつからか辞退するようになり、うちでも「別にいいからね」と言うようになり…。とはいえ、さすがに何もしないわけにはまいりません。それなりのお祝いをしなくては…と思っていました。
あいにく誕生日当日は平日で、おたがい早く帰れるかどうかわからない状況だったので、ご飯を食べるとかの約束は特にせず、前夜にケーキ(といっても、そんなにケーキ好きではないので、コンビニで小さいのを何種類か)を買っておき、日付が変わったあとでサプライズ、というのと、当日、仕事帰りに(残業になりそうだったところを「体調が…」と言って回避し)プレゼントを買って、渡しました。すごい悩んだけど、ダンナが喜びそうな物を選んで、無事に喜んでもらえました(ほっとひと安心)
ダンナの携帯には、1日中、たくさんのおめでとうメールが届いたそうです。帰ってきてからも(うれしい悲鳴をあげながら)ずっとお返事を書いていました。ダンナは友達がものすごく多いわけではない(二丁目ではふつうくらい?)と思いますが、たぶん僕よりもたくさんお祝いメッセージをもらっていました。人徳だなあと思います。裏表なく、真っ直ぐで、さっぱりしていて、人づきあい(お酒の席とか)が好きで。素直に好意を伝えられる人なんですよね。
たぶん(僕みたく)誰にでもいい顔をしようとする八方美人タイプより、ダンナみたいに(人見知りはするけど)実直なタイプのほうが、友達甲斐があるんだろうなあ、と思います。見習わなくては…
ともかく、43歳の誕生日、おめでとう!でした。