時短生活/掃除を時短するコツ

掃除頻度を減らす4つのインテリアの工夫(3ページ目)

忙しいとつい後回しになってしまう「お掃除」。時間がない人は、インテリアの工夫をちょっとしてみると、掃除の頻度がグンと少なくて済むように。忙しくても快適に過ごすためのインテリアの工夫ポイントを4つお届けします。

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

掃除頻度を下げたいなら、インテリアの色はとても大事な要素。汚れやすい場所は分割することで、掃除の手間を減らします。

ポイント3 汚れが目立たない色でカバーする

白井タイルを敷く

ほこりが目立ちやすい濃い色の木目調家具の上に、マットな質感の白いタイルを敷き詰めて。ある程度掃除ができなくても、部屋がほこりっぽいイメージにならずにすみます

リフォームが難しい場合は、汚れが目立たない色でカバーしてみましょう。上の写真はガイド宅でテレビが置いてある飾り棚。本来は濃い色の木目調のデザインですが、このままでは2、3日でほこりが目立つようになってしまいます。視線が集まる場所なので、埃を貯めたままだと部屋全体が薄汚れた印象に。

そこでマットな質感の白いインテリアタイルを上に敷き詰めてみました。これなら、多少ほこりが溜まっても、気になりません。日々の掃除は、ほこりが目立つ液晶テレビの部分だけ行い、余裕がある日に、タイルの上に溜まったほこりをハンディタイプのほこり取りでさっとお掃除。

 

テーブルクロスをかけて

指紋やくすみが目立つ濃い色のテーブルに、濃い色の柄模様のテーブルクロスをかけて。汚れもしみも目立たない。たまにお洗濯をすればOK

ダイニングテーブルも指紋が目立ちやすい素材だったので、バリ島で買った濃い柄色の布でカバーしてあります。多少の汚れはカバーが受け止めてくれるので、たまにこれを洗濯機で洗うだけ。食事の時間は個別のプラスチック素材のランチョンマットを敷くことで汚れは最小限に。

このように、汚れやすい場所は小さくパーツに分けてみるのもコツ。最後のポイントは「分割」です。

 

ポイント4 汚れる場所は分割する

ランチョンマット

汚れやすい場所は小さく掃除できるパーツに分ける。パウチされたランチョンマットやプラスチック製のマットなら、食事のつど自分の前を拭くだけOK。テーブルの汚れ防止にも

上記でも触れたように、ダイニングテーブルの上で一番汚れるのは、各自が食事をする椅子の前の場所です。布製のランチョンマットは洗濯の手間が増えてしまうので、パウチやプラスチックなど拭くだけで汚れが落ちる素材のランチョンマットを食事の際に利用してみましょう。指紋や食材の汚れがテーブルに残りにくくなるだけでなく、時間がないときはテーブル全体を拭かなくても、ランチョンマットだけを拭けばよくなります。

このように、面積が広く汚れがたまりやすい場所は、パーツに分割して、汚れた場所だけをパーツごとに掃除すればよい仕組みを作ってみましょう。

 

r映像個トレー

冷蔵庫の中も、トレーで小分けにして食材を収納しておけば、汚れたらそのトレーを洗うだけで掃除いらず。汚れやすい場所は小さくパーツに分けておくとお掃除もラクなのです

たとえば冷蔵庫も、写真のようにトレー収納にしておくと、汚れたトレーだけを取り出して洗えばよいのでラク。食品庫やカトラリー入れも、トレーやボックスで分割して取り出せるようにしておくと、限られた時間内でも、狭い面積だけ掃除に取り組めるので、気がラクになりますよ。

忙しくてもさっぱりきれいに暮らしたい! そのために掃除を頑張ることも大事ですが、一日の時間と気力・体力は限られています。ちょっとしんどいなと思う日でも、心地よく暮らすためには、多少の汚れに目をつぶれて、小さく掃除に取り組める環境を作っておくのも大切なこと。掃除頻度を下げるインテリアの工夫をして、毎日を元気に暮らしていきたいものですね。


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