あれもこれもくっついちゃう愉快な絵本
第7位 『くっついた』
繰り返しが大好きな赤ちゃんに、ぜひ読んであげたい絵本が、この『くっついた』です。題名の通り「~と~が、くっついた」というセリフが繰り返されるシンプルな絵本ですが、この繰り返しがとても愉快ではまってしまいます。
「きんぎょさん」や「あひるさん」、そして「ぞうさん」に「おさるさん」と、愛らしい動物たちが、なぜか次々にくっついていく意外性が愉快で、またくっついてしまった後の動物たちの形も、線対称に近い形で面白く楽しめます。
そして、最後にくっつくのは、赤ちゃんと赤ちゃんの大好きな人! この幸せな結末も赤ちゃん絵本にふさわしい安心感があっていいですね。絵本を閉じた後も、「~と~が、くっついた!」と、遊びの世界を広げてくれそうです。
この作品は、三浦太郎さんの日本デビュー作ということですが、三浦さんはイタリア・ボローニャ国際絵本原画展に4回入選し、スイスやイタリアですでに絵本を出版している実力者。イラストレーターとしても幅広い分野で活躍なさっています。
三浦太郎
価格:840円
出版社:こぐま社
推奨年齢: 0歳から
購入はこちらから
>> 第6位は、大切な人を想って読みたい絵本