メカニカル感タップリの操作感
では、次にペン先を出してみる。ペン先を出すにはボディをツイストさせる。やや重みを感じながら軸を180度回転させると、じわりじわりとペン先がくり出されてくる。ボディを半回転ツイストさせると、ペン先が繰り出される
さて、このツイストをする際、ついついペン先が出てくる所に目が行きがちだが、ここでクリップにも注目したい。ペン先ほど盛大な動きではないが、この時クリップがほんのわずかに沈み込む。
ペン先収納時にはクリップとボディの間にわずかにすき間がある
それがペン先を繰り出すと、ご覧の様にそのすき間はなくなる
試しにペン先を出していない状態、つまりクリップの飛び出しが大きいままに手にしてみる。次に、ペンをしっかりと繰り出してクリップを沈み込ませて握り比べてみる。
わずかに沈み込んだクリップにより、握った時の安定感がすこぶるいい
一方、クリップを沈み込ませた状態だと、これが実に自然。あくまでグリップをしっかりと握り、クリップはほんの少し添えるという感じになる。1mm にも満たない差が、これほど大きく影響するとは驚いた。
クリップは根元を押すと、先が広がるバネ式になっている
これはアルミ製クリップのようだが、裏から覗きこむとラミー十八番の無垢クリップになっていた