やり残しゼロのすっきり収納ベスト5

「片付けたいけれど、まあいいか」。 完璧にやろうとすると気分が重たくなるのですが、ほんのわずかな改良でも暮らしの流れを変えることができます。気になる所だけ、ラクに片付く収納を取り入れてみませんか。

5位：キッチンツールはワンアクションで

料理中に使うフライ返しやお玉など、出番の多い道具を引き出しにしまっておくと、他のものと絡まって取り出せずにイライラしませんか？ キッチンには色んな道具がありますが、しまっておきたいモノもあれば、出しておいてもいいモノがあります。

菜箸やしゃもじといった繰り返し手にする道具は、ツールポットを使って調理台に置いてもいいでしょう。フックを使って引っ掛ける方法なら、場所をとりません。レンジフードの溝にS字フック、壁に付けたタオル掛け、突っ張り式のメッシュパネルをセットするなど、キッチンの状況に合わせて選べます。さらに片手鍋やフライパンなど吊るしてもOK。忙しい朝でも、お弁当作りがスピーディにはかどりますよ。

4位：食べごろは見える化で

乾物や缶詰などを常備しておくと、あとひと品というときには何かと便利ですが、雑然と置かれがち。買い足すたびに棚に詰め込んでいくと、何がどのくらいあるのか分からなくて、ダブリ買いすることもあります。

ストック用の食品は、種類ごとに仕分けしてひと目でわかるようにしましょう。開封した使いかけの食品も、残量が分かる容器を使うと買い足すタイミングが分かります。

しまい忘れが多く、腐らせがちなのが冷蔵庫です。いつまでも保管できるような気がするのですが、その油断が期限切れをおこしています。節電と節約のためにも、見通しのいい冷蔵庫を心がけましょう。扉で在庫を管理するのもいい手ですよ。

3位：年賀状は期間限定で

引っ越しや家族構成が変わるなど、年賀状で最新情報を得るという人が多いと思います。住所録代わりに使うなら、早めに更新するのを忘れずに。年賀状というのは年初めのあいさつ。中途半端に保管していても、気になるだけで役には立ちません。その年限りのものと割りきって、処分してもいいものです。特別な人からの年賀状なら、ハガキフォルダーにひとまとめにして大切にしましょう。

写真もどんどん溜まりがちなので、その年のイベントごとにまとめておいて整理したいアイテムです。うまく撮れていないとか似たようなカットは処分して、ベストショットを厳選。プリントしたものはアルバムにするなど、あとで見返せるように整理しましょう。家族と一緒に切ったり貼ったり、作品に仕上げるの楽しいですよ。

2位：ハミ服には合わせ技で

いつの間にか服が増えてしまって、またもや満タン収納！ 収まりきらないぶんが室内にワンサカ積み重なって、まさにハミ服状態。冬の場合は、もう1回来てから洗濯するセーターや、繰り返し使うマフラーなど、洗濯したものと一緒に収納したくないことも。

そうなると、部屋に出したままになる服が増えるばかり。ただでさえ冬服はかさばりますから、片付けるのが大変です。そもそも服の数を減らしたいところなのですが、その前に服の掛け方としまい方で現状を今すぐ変えることにしましょう。

玄関でも靴が収まらなくて困りませんか？ ブーツやよく履く靴だけは、玄関の一角にスタンバイコーナーを用意。出したままでもきちんとして見えればOKですよ。

1位：床掃除には置きポンを

掃除をする前にお片付け。散らかりの一つや二つなら我慢できても、家族が集まるリビングでは、それぞれが持ち込んだモノや、使ったままになったモノがあちこちに散らばることも。床置きになったモノが多いと、掃除機が使いにくくなります。

近ごろ人気のお掃除ロボットに頼るとしても、片付けるのは人の仕事。床置きを減らさないと稼働させる意味がありません。そこで知恵のあるお片付けで、サクっと床置きをリセット。これなら突然の来客にも余裕で対応できます。

ゲーム好きの家庭では、テレビ廻りは本人の責任で。育児中の家庭では、遊び感覚でおもちゃをポイポイ収納するといいですよ。