男のヘアケア/抜け毛・薄毛の改善

冬の節電がいい機会 抜け毛・薄毛改善4つのコツ

2011年の夏に引き続き、冬場も全国的な節電へ――エアコンの設定温度を下げ、オフィスや家庭でウォームビズに取り組む場面が増えそうです。面倒くさい? 風邪を引きそう? いえいえ、積極的に取り組めば、抜け毛・薄毛の改善に効果があるかもしれません。

執筆者:All About 編集部

冬の節電が抜け毛・薄毛に悩む男性の味方に

冬節電イメージ

この冬の節電が薄毛に悩む男性の福音に…?

12月1日、政府による企業や一般家庭などを対象に冬の節電要請が始まりました。沖縄を除く全国9電力管内が対象で、期間は来年3月末まで。電力の需給バランスが悪い関西電力管内では10%以上、九州電力管内では5%以上の節電目標が設定されました。

今年の夏に電力使用制限令が発令された東京電力、東北電力管内では、関電、九電のような数値目標こそ設けられていませんが、震災による福島原発事故の影響は今も続いています。節電が求められる状況に変わりはありません。震災の原発事故もさることながら、地球温暖化対策、CO2排出削減など、節電は季節を問わず私たち全員が取り組むべき義務ともいえます。

ここで強調したいのが、この節電生活が薄毛に悩む男性にとってはむしろプラスに作用しそうなこと。取り組み方次第で、髪の毛、頭皮の健康維持につながり、発毛・育毛効果も期待できるのです。節電効果と合わせて、まさに一石二鳥。早速その方法を4つに絞ってご紹介していきましょう。

1、長めの入浴後、すぐに寝る

洗髪イメージ

入浴時は洗髪もしっかりと

■発毛・育毛効果
バスタブにお湯を張ってしっかり入浴し、リラックスし、身体をよく暖めることで、頭皮のインスリン様成長因子-I(IGF-I)が増加し、育毛が促進されます。全身の皮膚への温熱刺激は、一旦脳へ伝えられ、自律神経の副交感神経を活性化することで、頭皮の毛根のIGF-Iを増やします。全身の副交感神経の刺激によるリラックス効果と育毛効果の両方が、ゆっくりとした入浴で期待されます。唐辛子成分などの入った入浴剤を使えば、効果はさらに高まるかもしれません。

■節電効果
お風呂で身体を十分に温めた後、すぐに布団に入れば、室内の暖房に頼らず済み、節電も実践できます。

2、外で適度にスポーツをする

ランニングイメージ

ランニングブームに乗って発毛・育毛も!

■発毛・育毛効果
入浴同様、スポーツをして筋肉を使う、あるいは体温を上げることでも頭皮のIGF-Iは増加します。そうなると頭皮の血流増加、毛母細胞の活性化などが起こり、発毛・育毛が促進されることが期待できます。おすすめのスポーツは、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの適度な有酸素運動。30分程度続け、うっすらと汗をかき始めるくらいの運動が効果的でしょう。

■節電効果
外でスポーツをしている間は、当然、家を不在にするわけで、それだけ電気を使わないことになります。副次的ではありますが、これも立派な節電です。

次ページでも「発毛・育毛」と「節電」を両立する方法をご紹介していきます。

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