全体の約6割で改善傾向に
「健康日本21」の取り組みは、平成12~24年度を運動期間とし、平成19年4月に中間評価報告書を取りまとめました。平成22年度から最終評価を行い、その評価を平成25年度以降に反映させることとなっています。評価は、それぞれの目標に対する達成状況について次のように分類しています。
A:目標値に達した
B:目標値に達していないが、改善傾向にある
C:変わらない
D:悪化している
E:評価困難(中間評価時に新たに設定した指標である、または把握方法が異なるなど)
全体の目標達成状況の評価
9つの分野の全指標80項目のうち、再掲21項目を除く59項目の達成状況は下表のとおりです。Aの「目標値に達した」とBの「目標値に達していないが改善傾向にある」を合わせ、全体の約6割で一定の改善がみられたとまとめています。
【各評価の主な項目】
A:高齢者で外出について積極的態度をもつ人の増加、80歳で20歯以上・60歳で24歯以上の自分の歯を有する人の増加など
B:意識的に運動を心がけている人の増加、禁煙が及ぼす健康影響についての十分な知識の普及、糖尿病やがん検診の促進など
C:自殺者の減少、多量の飲酒する人の減少、メタボリックシンドロームの該当者・予備群の減少、高脂血症の減少など
D:日常生活における歩数の増加、糖尿病合併症の減少など
E:健診・保健指導の受診者数の向上(平成20年からの2か年のデータに限定されるため)