1日目「洋上の豪華ホテル」
美しいサンディエゴの街並みともしばしのお別れ
スーツケースを預け、すでに乗船手続きが始まっていたので、さっそく列に(空港ほど面倒じゃないけど、荷物検査とか出国審査があります)。手続きが終わり、カードキーをもらって、いざ、乗船。入り口で社長自らお出迎えし、ひとりひとりにハグしてくれました。
そうそう、並んでいるときに、カナダのモントリオールから来たという人に話しかけられました。彼は震災後、3週間ほどボランティアで日本(岩手の大船渡)に来てくれていたそうで、感激して思わず「あなたの優しさに感謝します」と言って握手してしまいました。
二人が泊まったお部屋。一日に何度もお掃除してくれるだけでなく、時にはこんな素敵なプレゼントも!
階段を上がって、スパの横を通り、プールサイドを抜けると、ビュッフェです。いろんなコーナーがあり、よくある朝食バイキング的なメニューのほかに、イタリアン、アジアンなどもチョイスできます。ソフトドリンクもいろんな種類があり、もちろんコーヒーやアイスティーも飲み放題です。ビュッフェのスタッフの人たち(インドネシア系)がたくさん「おはようございます」と日本語で話しかけてくれました。
屋上のプールデッキで日焼けを楽しむ人たち
16時半頃、緊急時の対応についてデッキで説明が行われ(船長さんからの挨拶も。「手をよく洗いましょう。何であれ口に入れる前は」とか、ゲイクルーズならではのギャグもかましてくれました)、17時、汽笛が鳴り、いよいよ豪華客船が出航。サンディエゴの美しい街並みに別れを告げながら、船は太平洋へと進んでいきます。僕らが泊まったヴィラも見えましたし、陸地から手を振ってくれる人もいました。
キンバリー・ロックは最後に心をこめて「Over The Rainbow」をプレゼントしてくれました
ライブの後は、プールサイドで開催されているウェルカム・パーティへ。みんなパンツ一丁で踊っている光景を見てダンナは「こんなの無理…」と絶句し、「とりあえず部屋に戻る!」と。どうするのかな、脱ぐのかな…と見ていたら、Tシャツの上に着ていた長袖シャツだけ脱いで、再び会場へ(笑)。死ぬほど濃いお酒でテンションを上げていると、ロスが登場。ロスは野性的というか、本能で生きてるタイプで、誰彼かまわずちょっかい出したり、始終冗談を言ってるおじさんで、どこか憎めない、愛すべきキャラクター。初めはビビっていたダンナも、彼のおかげで緊張が解けたようで、後半は笑って楽しんでました(感謝です)