セクシュアルマイノリティ・同性愛/ゲイライフ

「洋上の楽園」ゲイクルーズをレポート!(1)(3ページ目)

10月後半にダンナといっしょに参加した7泊8日のゲイクルーズのレポートをお届けします。誰もが自分らしくいられて、最高に素敵な時間を過ごせて、世界中のゲイたちと友達になれる…夢のような、本当に素晴らしい1週間でした。ダンナにとってはたぶん一生に一度の忘れられない体験になったはずです。

後藤 純一

執筆者:後藤 純一

同性愛ガイド

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リゾートとゲイシーンが楽しめる街、サンディエゴ

まず、クルーズに乗るまでのことを、簡単にお伝えしましょう。

Rudy's International

LAのHawthornにある「Rudy's International」というレストラン。ヒロミさんという日本人が経営していて、すごくフレンドリーにおもてなししてくれます

Atlantisの「メキシカン・リビエラ・クルーズ」は、毎年ロサンゼルスから出発しているのですが、今年だけはサンディエゴでした(たぶんサンディエゴのコミュニティへのアピールをこめて、だと思います。現に、船に乗っていたサンディエゴの方が「ようこそ!」と歓迎ムードで話しかけてくれました)

そこで僕らは、まずシンガポール航空でロサンゼルス入りし(LAに行くなら断然、シンガポール航空がオススメです)、ロサンゼルスで1泊し、ウェスト・ハリウッドのゲイバーに行ったり、日本人のお友達が経営しているレストランで楽しく過ごしたりしました。(みんなが行く観光地には全く行きませんでしたが、かえってよかった気がします)

翌日、アムトラックというアメリカのJRみたいな鉄道に乗って太平洋を眺めながら数時間の旅を楽しみ(LA~サンディエゴ間は3時間弱。けっこう近いのです)、サンディエゴに到着しました(とても美しい、素敵な駅です。なぜかデカデカと「サンタフェ」という看板が掲げられていて、宮沢りえさんを思い出しました)

サンディエゴ

海辺にペリカンがいて、ちょっと動物園気分でした

サンディエゴで泊まったのは、シェルターアイランドという人工のリゾート島にあるヴィラ・タイプのホテルでした。朝、外に出て散歩してみると、人々が釣りをしている桟橋があり、カモメとかはもちろん、ペリカンがたくさん来ていて、癒されました。(ダンナはカモにえさをあげて喜んでいました)

さて、サンディエゴにはヒルクレストという大きなゲイタウンがあります。雰囲気はウェスト・ハリウッドと似ています。二丁目のようにお店が密集しているわけではなく、大きな通りの両サイドにバーが建ち並んでいる感じです。
Urban Mo's

クルーズのプレパーティ。水兵帽と美味しい料理でゴキゲン!

クルーズ出発前夜、ヒルクレストの「Urban Mo's」という有名なレストラン&バーで、Atlantisのプレパーティが開催されていました(ぜんぜん知らなくて、ご飯を食べに行ったら偶然、やっていたのです)。入場時にAtlantisのロゴ入りの水兵帽(クルーズならではのアイテム)が配られていて、お客さんはみんな水兵帽をかぶって陽気に楽しんでいました。オープンエアな広いお店で、ご飯も美味しいし、店員さんもすごく気配りしてくれるし、本当にいい雰囲気でした。トイレ待ちのときにさっそく「どこから来たの?」と声をかけられました(ナンパではなく、本当に気になったんだと思います。日本人ってめずらしいですから)

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