味覚の一週間
今から21年前の1990年10月、フランスで、ジャーナリストで料理評論家のジャン=リュック・プティルノー氏とパリのシェフたちから始まった食育の活動は、まもなく「味覚の一週間」という名を掲げ、2009年には国をあげたイベントに成長していました。味覚の一週間
期間は2011年10月24日(月)~10月30日(日)で、フランスの味覚教育の基本である「塩味」「酸味」「苦味」「甘味」に日本の食文化を支える「旨味」をテーマとしています。
各地の小学校やレストランなどで、料理人や菓子職人、パン職人、協賛企業によるさまざまな味覚体験イベントが開催されます。詳細スケジュールは味覚の一週間オフィシャルサイトをご覧ください。
この記事では日本での味覚の一週間に先がけて2011年10月23日、銀座三越にて開催された、料理研究家でエッセイストの藤野真紀子さんによる「味覚のアトリエ」をレポートします。
藤野真紀子さんによる「味覚のアトリエ」