さすがの猛暑も暑さ寒さも彼岸までの諺の通り、納まってきた感があります。
夏トレをこなしていよいよその結果を期待するマラソンシーズンの始まりです。
とはいうものの、人気大会でチャレンジしたいと思っても、出場権を得るにも運も味方に付いてくれなければ難しい状況にあります。

関西4都市+東京+名古屋のマラソン大会

注目されていたのが、新登場とリニューアルが相次ぎ、市民ランナーのフルマラソン枠が一挙に増えた関西府県庁所在地でのマラソン大会と加えて名古屋国際女子マラソンが様変わりした名古屋ウィメンズマラソンの応募状況です。
そこで、今や国内の大都市市民マラソンの先輩格となり、来年6回目の開催となる8月31日に募集が締め切られた東京マラソンを加えた6大会の応募状況とをふまえて、日本の市民マラソンを展望してみたいと思います。

初期の東京マラソンをしのぐスピードで定員超え

「奈良マラソン」天理市の折り返しでは高橋尚子さんがハイタッチ

「奈良マラソン」天理市の折り返しでは高橋尚子さんがハイタッチ

まず、関西圏ですが、いずれの大会も第一回、第二回目の東京マラソンをしのぐあるいは同等のスピードで定員に達しました(いずれもインターネット受付分を主とし郵便振込申し込み分による応募、エリート部門等を考慮していないことがあります)。
実施の定員到達日数を見ますと、第一回目の東京マラソン2007(定員25000人・応募77521人)が8日目、東京マラソン2008(定員30000人・応募130062人)は4日目でした。これに比して、大阪マラソン2011(定員28000人・応募154822人)は翌日、神戸マラソン2011(定員18000人・応募65934人)は4日目、奈良マラソン2011(定員10000人・先着順)は3日目、京都マラソン2012(定員15000人・)は2日目という早さです。名古屋ウィメンズマラソン2012(定員15000人・先着順)も4日目に定員に達し受付を閉め切りました。

東京マラソンが生んだ潮流に乗った

このところのマラソンブームを燃え立たせたのは、明らかに東京マラソン(をバラエティ報道したマスコミ?)であり、東京マラソンは自ら火を点け2011大会では30万人近い応募者を集めたわけですが、関西&名古屋の5大会はまんまとその潮流に乗ったといえるでしょう。もし東京マラソンが成功していなければとてもこの数は集まらなかったのではないかと思います。
とはいえ、関西の4大会は協調性もよく、各大会の開催時期をずらしたり(中部圏の名古屋ウィメンズと京都マラソンはぶつかりましたが)、観光コースを設定して遠来のランナーを喜ばせるなどの工夫が効を奏していると思います。この人気、ぜひ来年、再来年に伸ばして欲しいですが、一方気になるデータもあります。それは、なんと東京マラソンそのものの人気についてです。