水際作戦で、散らからないシステムを作る

鍵置き場

ガイド宅の、玄関に入ってすぐにある鍵類の箱。鍵を開けたら、すぐここに入れると決める。部屋に持ち込まれる前に、水際でキャッチできる場所を作りましょう。

散らかってしまう家には、「収納動線が悪い」という共通の特徴があります。帰宅後の動線と、収納の場所が大きく離れていると、つい手近に置きっぱなしになり、散らかっていく。もしくは、どこにしまえばいいのかがわからず、ついその辺に置いてしまう、という繰り返しになります。パートナーの帰宅後動線をしっかり把握して、わかりやすく水際でキャッチする場所を家の中に作りましょう。

ダイニングに鞄や鍵、携帯などを散乱させてしまうなら、玄関脇に鍵をキャッチするフックや棚を配置して、帰宅後すぐにそこに置いてもらうよう、根気よく働きかけて。小さい課題なら、少し時間をかければ定着するものです。


吹きだまりを作らないことも大事

吹きだまり

ガイド宅の吹きだまり例。本が重なっていくことで、「ここに本を置いてよい」というシグナルに。結果、椅子は本置き場と化していきます。

ブロークン・ウィンドウ理論というものがあります。割れた窓をそのまま放置しておくと、その場所は犯罪の温床になりやすいというもの。ニューヨークのジュリアーノ市長は、このブロークン・ウィンドウ理論をもとに、ニューヨークのストリートを徹底的に整備することで、犯罪の発生率を防いだことで知られています。家の中にも、この理論は適用できます。物の吹きだまりを作ると、そこについ物を置きたくなる。積み重ねられた物の山は、「ここに物を置いてよい」というシグナルになってしまうのです。

ガイド宅では、こうした吹きだまりを作らないために、一時期ソファを撤去したことがありました。脱ぎ捨てた服、読みかけの雑誌などが放置されやすい場所になっていたからです。
ソファ、キッチンのカウンター、広いダイニングテーブルの片隅、ウォールポケットやハンガースタンドなどは、こうした吹きだまりスポットになってしまいがち。場合によっては思い切って撤去してみるというのも、ひとつの手です。

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