災害関係の保障はどう考える!?
災害死亡保険金の保障は必要!?
今回の地震では災害死亡保険金が全額支払われましたが、約款上(契約上)は支払われない場合もあります。その為、受取人にとっては何か事が起きてからでないと受取れるかどうかが定かになりません。
遺族にとっての必要な保障額は、特別な事情がない限り、死因が病気でも事故でも地震でも大きな違いはないはずです。その為、必要な保障額は死因を問わない終身保険や定期保険、収入保障保険などで備えるのが望ましいです。
災害関係の保障は、死因によって必要な保障額が異なる特別な事情がある場合に限り付加すると良いです。ただ、災害関係の保障は保険会社にとって支払い事由がかなり限定されることから、保険料は僅かな額です。付加するべきかどうか迷われるような場合は、とりあえず付加しておいても良いかも知れません。
生命保険に加入していれば、被保険者が亡くなった時に遺族が保険金を受け取ることができます。人が亡くなれば誰でも悲しく辛いものですが、そのような時でも経済的な不安がなければ、かなり気が楽になるのではないでしょうか。将来への不安が多い社会の中、自分で今できることくらいはしておきたいものです。
【関連リンク】
・ (社)生命保険協会
・ (社)日本損害保険協会
・ 金融庁
・ 地震により被災された方への生命保険会社の対応
・ 生命保険・医療保険の震災による免責について