4.夢と現実、両方を語ること

夢と現実、両方を語ろう

夢と現実、両方を語ろう

起業は1人だけの力では成し遂げられません。家族、親戚、友人などの身近な人や、役員、従業員、出資者、取引先などのビジネスパートナーの応援や協力は不可欠。周りの人達から積極的に応援、協力したいと思ってもらえる自分になりましょう。

そのためには、起業して成し遂げたいことに関して

 

  • 夢やビジョンを語ること
  • 現実的なことを説得力を持って説明すること
の両方をする必要があります。

リスクを取って起業という選択肢を選ぶわけですから、自分の人生をかけて取り組みたいような夢があるはずです。まずは、それを表明して周りに応援してもらうのです。

ただ、起業家は夢と同時に現実が見えていなければなりません。夢やビジョンばかり語り、各論のない総論ばかり語っていれば、周りは不安になります。起業とはそう甘いものではないからです。

具体的に売上を上げる方法や、利益を生み出せるビジネスモデルであることを説明できるようになりましょう。そして、起業に向けて懸命に努力している姿を見せ、「あの人なら大丈夫だ」と納得したうえで応援してもらえるような自分になりましょう。

私がサポートした事例で、こういったケースがあります。会社を辞め、いよいよ1週間後に会社設立という段階で奥さんが起業してからの生活設計に不安を覚えて急に起業に反対。起業自体が頓挫してしまったのです。起業に関して奥さんの理解や納得が足りないまま進めてしまったのが原因と思われます。そうなったら、役員、出資者、取引先など事業に関わる予定の全ての人にも迷惑がかかってしまいます。そのようにならないためにも、起業準備の段階から夢と現実を語り、あらかじめ周りの理解や協力を得ておきたいですね。

5.周りの信用を大切に

会社の看板や地位を背景にしていた自分とは違い、起業したら裸一貫の小さな存在からの再スタートとなります。急に会社の看板や後ろ盾をなくし、生身の自分で勝負していかなければならない現実を強く実感します。世間も業界も狭いもの。会社員としての立場の間、会社の後ろ盾や地位を背景にして、取引先の人や同僚、上司、先輩、後輩など周りの人に悪い感情を持たれるような言動は慎みましょう。そして、いざ起業する時には、周りが進んで協力してあげたい、出資したいと言ってもらえるような自分になっていましょう。

6.社長になったつもりで過ごす

会社員として会社業務の一部を担当する立場だとしても起業準備として活かす時間に変える方法があります。それは社長になったつもりで会社の業務をこなすこと。今の職場でに対して不満なことがあったら、それはむしろチャンス。自分が社長だったら、こんな制度で運営するとか、こういう待遇にするなど、常に社長になったつもりで会社をもっと良くする方策を検討しましょう。起業後のための最高のシミュレーションができるはずです。ガイドは多くの起業家の支援をしてきましたが、成功する起業家はこの能力に秀でていると感じます。

7.正しい情報収集と具体的行動を

起業準備中、情報収集のためにネット上の情報を頼ることも多いかと思います。ただ、ネット上の情報が全て正しいとは限りません。起業に関する情報もネット上にこれだけあふれていると何を信じていいのかわからなくなります。まずは、誰が発信している情報かをよく見極めるようにしましょう。そして、可能であれば、直接コンタクトを取り、会って話して確かめることをオススメします。

情報収集するだけではなく、実際に行動してみることが重要です。多いのは、起業準備に関するセミナーに参加して、わかったような気持ちになっているだけというケース。知っていることと実際にできることは全く別次元。業界のことや競合他社のことを実際に調べて事業計画書を作成してみるなど、小さなことから行動していきたいですね。詳しくは「事業計画の書き方」をご参照ください。

起業準備で一歩でも先に進むために大事なのは、コツコツと着実に行動を積み重ねることです。起業して成功を掴むためには、行動あるのみですね。

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