著名な芸術家も愛用する筆記具
1800年代のカタログの表紙
長く愛されてきたアイテムである「カレ コンテ ドローイング」は、セミハードで6×6mm角、長さは65mm。サンギュイン ビストル、ブラック、ホワイト、グレーなどを展開していた。愛用者には近代絵画の巨匠であるピカソ、ドガ、ドラクロワなどが名を連ね、キャンソン ミ タントといった色のついた紙にホワイトやグレーでトーンを変えたり陰影をつける技法は余りにも有名だ。ほかにもスケッチペンシル、パステル鉛筆、水彩鉛筆など、あらゆるデッサン用具を開発してきたのがコンテ・ア・パリであり、ドライカラーのカテゴリーでは名実ともにトップメーカーと言える。
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