5 米5:野菜2:肉・魚1の割合で
「お米ダイエット」では、米5:野菜2:肉・魚1というバランスの食べ方を提案しています。これは、人間の歯の数と関係しているそうで、穀物や豆類をすりつぶす臼歯が20本、野菜を噛み切る切歯は8本、肉を噛みちぎる犬歯が4本で、この20:8:4に相当する食材が、理想的な食事バランスで、これをシンプルな数値にすると米5:野菜2:肉・魚1になるそうです。
この数値をグラムにして計算する必要はなく、食事の半分をお米、野菜のおかずはご飯の半量、肉や魚は野菜の半量といった感じOKとのこと。
6 食前・食中、お茶や水は飲まない
食事はよく噛むことがポイント。噛むことで唾液が分泌され、唾液に含まれるアミラーゼという酵素が消化・吸収を助けてくれるからです。食事中にお茶や水を飲むと、噛む回数が少なくなると同時に、唾液などの消化液が薄まってしまうので、「お米ダイエット」では、お茶や水は飲まないのがルールです。
食べ方&ライフスタイルも意識!
ルール6でも解説したように、よく噛んで唾液を分泌させることはとても大事です。「お米ダイエット」期間中は、ひとくちにつき100回噛むことを推奨。お米本来の甘みが感じられるそうですよ!
8 寝る前3時間は食べない
夜は再生・修復の時間で、この自然治癒力が効率よく働くのは、空腹睡眠時といわれています。そのためにも、夜は食べたものが全て消化された状態で就寝するのが◎。
消化しないうちに就寝すると、寝ている間でも消化器官が働いて睡眠の質が落ちることに! 目安は寝る前3時間は食べないこと。「お米ダイエット」では、飴玉一つでも消化機能は同じように働くのでNGだそうです。
9 朝食は活動してから食べる、1日2食が理想
朝は活動の時間で、太陽が昇り、気温が上がる午前中は体の代謝が主体となります。食べたものを燃焼し、排泄する時間なので、積極的に体を動かし発散させることが大事。朝起きぬけにいきなり食事をすると、脂肪燃焼や老廃物排泄にまわす労力が不足するという理由から、ある程度活動してから朝食を食べることを提案。
理想的な食事方法は、お昼前と夕方の1日2食。これが、内臓に負担をかけずに消化・吸収できて、ホメオタシスを保つ食べ方としています。