10.七星石
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手前の左側が八番目の小ぶりの石
11.双環万寿亭
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中南海で築いたものを、1977年に天壇に移した
12.斎宮
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斎戒銅人。手には「斎戒」と書かれた銅の牌を持っている
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正殿は内部がアーチ型の天井で、梁がないので無梁殿とも言われる
その後、清の雍正帝が紫禁城内に斎宮を作ってからは、儀式前の数時間だけをここで過ごすようになりました。ここには正殿、寝殿のほかに鐘楼があり、皇帝が斎宮を出てから壇に登るまで鐘を鳴らし続け、儀式が終了した時にまた一つ鐘が鳴らされたといいます。
13.神楽署
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中庭まではチケットなしでも入ることができる
番外編「元気いっぱい中国の老人パワー!」
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七十二長廊では一日中、庶民の集う姿を見ることができる
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中国人は幾つになっても外でわいわい騒ぐのが大好き!
公園内は年中いつでも人で賑わっていますが、特にすごいのが早朝です。毎朝、6時の開門(観光スポットは8時開門)を待って、多くの人々――特に高齢者――が門の前にがやがや集まってきます。そして、開門と同時に中になだれ込み、太極拳や舞踊、唄、中国将棋、書道、凧揚げなど独自の時間を楽しむ――というわけです。
早朝の天壇公園で様々な北京の民間芸能を見学できることは、今ではすっかり有名となり、芸を披露する方も見られることに喜びを感じているので、カメラを向けても嫌がらない人が少なくありません。庶民の元気パワーをもらえる早朝の天壇公園、ぜひ一度体験してみてください!