上海/上海の観光

豫園/上海(3ページ目)

「豫園に行かなければ、上海に行ってないのと同じだ」という人がいるくらいに、上海では有名な「豫園」。もともとは「豫園」と呼ばれる庭園と、「城隍廟」というお寺があり、多くの人が行き交うことよりいろいろな商店が並ぶようになりました。100年以上の時を経て今のような一大観光地に発展した、その豫園の魅力を解剖してみたいと思います。

ヒキタ ミワ

執筆者:ヒキタ ミワ

上海ガイド

上海で一番古い茶館、湖心亭

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湖心亭の中に入ると、なぜか時間の流れがいつもよりゆっくりになります。ぜひ、お茶を飲みながらリラックスしてください。贅沢な時間を堪能してくださいね。これは1階の西側を撮影したものですが、2階のこの角度からの眺めが最高!

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ウーロン茶系は118元~、お花が開く工芸茶は60元、そして私は龍井茶138元をいただきました

1855年創業、上海で一番古い茶館として有名な湖心亭は九曲橋がかかっている池の中心に佇んでいます。建物自体は400年以上の歴史があり、1784年に改築した当時には布商人たちが集まる会合の場所だったそう。イギリスのエリザベス女王や各国の首相も訪れたことがあるといいます。

1階の入り口を入ると、湖心亭オリジナルのお茶を買うコーナーがあります。工芸茶8種類セット(100元)などはお土産にオススメ。2階にあがると、右手と左手側に部屋が分かれていますが、オススメは池が見える右手側です。

特に週末の豫園には多くの観光客が集まり、息をつく間もありませんが、ここ湖心亭はいつ行っても比較的座ることができます。中国色を濃く感じることのできるインテリアもさながら、窓際の席から見る豫園の景色は美しく、「これぞ、中国!」。お茶がさらに美味しく感じること間違いなしです。

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■湖心亭(フーシンティン)
住所:豫園路254号.
TEL:6373-6950
営業時間:月~金曜8:00~21:00/土・日曜8:00~22:00

 

豫園付近にてお買いもの

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これが方浜中路の「上海老街」。まるで中華街のよう?お茶を飲んだり、お土産を買ったり、いろいろな楽しみ方ができます

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お土産にこんな子供用のチャイナ服はいかが?

豫園商城内、そしてその豫園の横を走る歴史的な門前町の麗水路や上海老街と呼ばれる方浜中路には、明や清の時代の建築物を再現した2階建て建築物が並んでいて、まるでタイムスリップをしてしまったような印象を受けます。

かつては貴金属店や茶屋、劇場、商店などが集まり、多くの人が行きかっていたそう。そして100年以上経った今でも多くの観光客たちがこの場を訪れて、お買い物をしていきます。

ここで買えるのは中国茶やハンコ、パンダグッズやチャイナドレスなど、中国の特色のある商品が中心です。値段交渉もできますので、たっぷりおまけをしてもらって「バラまき系お土産」をいっぱいゲットしてくださいね。ただし、商品の値段を聞くのはもちろんOKですが、買う気がない場合は絶対に値段交渉を始めないこと!「冷やかし禁止」これ、お約束です。

こちらの記事もご参考にどうそ>>>豫園の上海土産

夜の豫園

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夜、暗くなるとライトアップが始まります。さらに優美な豫園の姿に「わぉ」のためいき、間違いなしです

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豫園(ユーユエン)
■アクセス:地下鉄10号線「豫園」駅すぐ

この記事でご紹介してきた各スポットに住所を記載してありますが、すべて豫園内またはそれに隣接しているので、徒歩で移動ができます。
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