厳かな雰囲気漂う城隍廟

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廟内には、お香のにおいと煙が立ち込めています。四方に向かって祈祷をします

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平日にもかかわらず、多くの人が御祈りに来ています

古代中国では、町には必ず城隍廟がありました。上海の城隍廟は中国道教本家の寺院であり、平和、五穀豊穣、無病息災、勧善懲悪 をつかさどるその土地の守り神であると同時に、地方の神様を祭る場所でもありました。城隍神の多くは生前、市民に恩恵のある公正で清廉な官吏で、亡くなった後も市民を「災難から守ると言われています。

上海の城隍廟には「麒麟閣11功臣」第一位の東漢の忠臣霍光と蘇東坡の四大弟子の一人、秦観の子孫元末明初頭の秦裕伯が祀られていますが、1か所に2人が同時に祀られるのは非常に珍しいことだそうです。

廟内には今でも多くの庶民が来て、お線香を手に参拝している姿をみかけることができます。多くの観光客でにぎわう豫園商城内に、こんなにひっそりとした厳かな場所があるなんて気付かない人が多いのが残念! ぜひこちらにも立ち寄ってみてください。

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■城隍廟(チェンホアンミヤオ)
住所:邑城路1号  
TEL:63284494  
拝観時間:8:30~16:30
入場料:10元

豫園商城で上海土産を

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老舗の食品店やお土産物屋さん、そしてスターバックスやデイリークイーンまで軒を連ねる豫園商城

豫園庭園の周囲には、お土産屋さんや小吃(スナック)を売る屋台などの飲食店が集まった豫園商城と呼ばれる商業エリアが広がっています。これは清の時代、多くの人が城隍廟へ参拝に訪れたため、上海開港後に城隍廟周辺で市が立ち、商業が盛んになっていった名残なのだとか。

その門前市が商業街として発展した豫園商城には、上海で一番古い茶館の湖心亭や、小 龍包で有名な南翔饅頭店などの老舗がたくさんあります。観光の合間にゆっくりとお茶や食事を堪能してみてください。

南翔饅頭店で小籠包

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16個で12元とスーパーリーズナブルな小籠包!黒酢だけをかけて食べるのが上海流です

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よく見えないかも?ですが、この日も行列ができていました

上海といえば小籠包、特にここ豫園南翔饅頭店の小籠包は「もちもちとして美味しい!」と人気。南翔饅頭店の歴史は100年以上あり、1871年に嘉定県南翔鎮に点心専門店として創立した後、1900年に小籠包の専門店として豫園の九曲橋の傍に出店、その後1960年に「南翔饅頭店」と改名しました。

現在では、日本や韓国、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシアなどの国や地域にも進出しているそうです。

豫園に来て、いつも目につくのが南翔饅頭店の外売り場で順番を待つ長蛇の列。暑い日も寒い日も365日いつでも多くの人が並んでいる様子を見ることができます。何の自慢にもなりませんが、私は最長1時間45分待ったことがあります! 待てば待つほど美味しくなるかも!? 時間に余裕のある人はぜひチャレンジしてみてください。ちなみに上の階ではゆったりと座って食べることができるのですが、各階メニューが少し違い、上の階へ行けばいくほど値段も上がるのでご注意を。

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■南翔饅頭店(ナンシャンマントウディエン)
住所:豫園路85号
TEL:021- 6326-5265
営業時間:外売10:00~21:00、2階7:00~20:00、3階9:30~19:00