よい姿勢のポイント
悪い姿勢が肩コリを誘発する。という事はお分かり頂けたと思いますが、具体的に、どんな姿勢をしているのでしょうか。後ろ姿を見てみましょう
【肩コリの姿勢例】
左の写真の赤で示しているように、悪い姿勢の人は、左右の肩甲骨が開いています。すると、背中が丸まり、猫背の姿勢となります。
背中が丸まった姿勢は、筋肉も動きにくく、また、背中から肩にかけての血流が滞りがちな姿勢といえ、肩こりを誘発する姿勢といえます。
左の写真は、背中が丸まった姿勢を横から見たものです。
肩甲骨が開いているため、特に肩の周辺が丸まり、身体の前に来ている姿勢である事が分かります。
肩が身体の前にくると、その下に位置する骨盤のポジションも崩れ、身体全体のバランスも悪くなり、筋肉が動かしにくい姿勢となります。
【良い姿勢例】
左の写真の赤矢印のように、左右の肩甲骨がシッカリと引き寄せられた姿勢は良い姿勢です。
左右の肩甲骨の間に位置する背骨も自然と伸び、正しいポジションにきます。
肩周辺の血行が滞る事が少ない姿勢といえます。
左右の肩甲骨がシッカリと引き寄せられると背筋が自然と伸び、正しい背骨のS字ラインが作りやすくなるため、写真のように、耳・肩・骨盤が真っ直ぐな姿勢をとりやすくなります。
背骨が伸び正しいポジションにくると、肩周辺の血行の滞りが少ない姿勢となります。
姿勢のポイントをマスターしたら、次は、肩周辺の柔軟性を高めるストレッチを日常で取り入れ、肩コリをやっつけましょう!