ベルギーの観光(2ページ目)

ベルギービールを味わい尽くす

醸造所の数120、銘柄ならば800種。ワインがフランスなら、ビールはベルギーにお任せください。多種多様な味に出会えるベルギービールは、自分のお気に入りを探すだけでも楽しいもの。雰囲気抜群の歴史あるビアカフェに入り、土地のビールで乾杯してみましょう。ブリュッセルなら「ア・ラ・モール・シュビット」「ラ・ベッカス」、ブルージュなら「ブルッグス・ベールチェ」、ゲントなら「デ・デュレ・グリット」といったビアカフェがファンの聖地となっています。

さらに一歩進んで、地ビールを生産する醸造所を訪ねるのも旅の楽しい思い出になること間違いなし。都市部であればブリュッセル近郊の「カンティヨン醸造所」、ブルージュの「ドゥハルヴマーン醸造所」はアクセスも便利ですよ。

解説はこちら＞＞＞ベルギービール、フランダース地域の醸造所、ブルージュ「ドゥハルヴマーン醸造所」

自然に恵まれた南部のワロン地域だってもちろん醸造所は多く、エノー州の「デュポン醸造所」や「サン・フイヤン醸造所」、リエージュ州の「ヴァル・デュー修道院醸造所」などが定評のあるところ。アクセスが難しかったり、基本的に団体客を受け付けているところも目立ちますが、ハードルが高い分だけ辿り着けた感動も大きいもの。お気に入りのビールがあれば、ぜひ仲間を誘って醸造所まで出かけてみてはいかがでしょう。

解説はこちら＞＞＞ワロン地域の醸造所

ベルギーモードに触れるファッションの旅

「アントワープの6人」が一世を風靡したベルギーは、モードに興味がある人にも魅力的な国のはず。ブリュッセルなら気取らない下町のダンサール通りやサンジェリー広場、または高級感溢れるルイーズ通りやワーテルロー大通りがショッピングに定評のあるエリア。

アントワープでショッピングならナショナルストラート周辺やザウド地区の散策を。アントワープのモードに特化した博物館「MoMu」に寄るのもお忘れなく。ドリス・ヴァン・ノッテンやマルタン・マルジェラを輩出した名門アントワープ王立芸術アカデミーのファッション科も、同博物館と同じ敷地内のファッション複合施設モードナシー内にあります。

解説はこちら＞＞＞モードナシー／アントワープ、ファッションとアントワープ