5年に1度、町をあげてのアートの祭典
ブルージュ・セントラル

細部の表現に目をみはるファン・エイクの聖母子像はNYから来ました?Frick Collection, New York

細部の表現に目をみはるファン・エイクの聖母子像はNYから来ました(c)Frick Collection, New York

会場と作品の組み合わせも粋

会場と作品の組み合わせも粋

ブルージュでは5年に1度、大がかりな芸術祭が開催されることをご存知でしょうか。ヨーロッパでは85年来、ギリシャの元女優にして文化大臣もつとめたメリナ・メルクーリが提唱のもと、毎年「欧州文化首都制度」が実施されています。「欧州の真の統合」を目指す文化振興策で、開催都市になると年間を通じ様々な文化イベントが催されるのです。

ブルージュは02年に選ばれましたが、町はこの機に文化振興の重要性を再確認したといいます。以後は5年毎に大がかりな文化イベントを独自で行うことに。その最初が05年の芸術祭「Corpusブルージュ05」。そしてちょうど5年後に当たる2010年末から11年初頭にかけ、これからご紹介する新しい芸術祭「ブルージュ・セントラル(Bruges Central)」開催の運びとなったのです。

 

テーマは「中央ヨーロッパ」

可憐な女性の佇まいが妙に心を打つ無名画家の作品? Museo Thyssen-Bornemisza Madrid

可憐な女性の佇まいが妙に心を打つ無名画家の作品(c) Museo Thyssen-Bornemisza Madrid

今回の芸術祭「ブルージュ・セントラル」は、その名の通り「中央ヨーロッパ」に焦点を当てたもの。4ヶ月にわたりコンサート、演劇、ダンス、映画上映とイベントが目白押しです。



中でも本フェスティバルの大きな目玉となるのが、2つの企画展 「ファン・エイクからデューラーまで」 と 「中央ヨーロッパのヴィジョン」 。早速こちらの展示についてご紹介することにしましょう。

<開催期間>
  • 「ブルージュ・セントラル」2010年9月17日~2011年1月30日
  • 「ファン・エイクからデューラーまで」2010年10月29日~2011年1月30日
  • 「中央ヨーロッパのヴィジョン」2010年10月22日~2011年1月23日