口臭の原因とは
口臭は自分も周りも気まずいもの……
空腹時や食欲がない時、緊張状態が長時間続いた時、生理時、寝起き、加齢等により唾液の分泌量が減少して口腔内の殺菌力が低下した場合や、食べ物の残りカスなどが分解・発酵することにより口臭が発せられます。
■健康状態が原因
口腔内疾患(虫歯、歯槽膿漏など)、胃腸疾患、肝機能低下などの疾患が原因で口臭が発生する場合があります。
この二つ以外にも、タバコ、にんにく、にら等の臭いの強い食品を食べたことによる口臭などもあります。
口臭への対処法
まずは口臭の原因を解決しよう!
本来人間の体には、口腔内を清潔に保つ機能が備わっています。その役割をするのが「唾液」。唾液には、口腔内の食べカスや細菌などを洗い流し、口腔内を清潔に保つ機能があります。
特に生理的原因での口臭の場合は、唾液の分泌量を増やすことが大事。朝ごはんを食べてから出かける、食事でよく噛む、デオドラント用のガムを噛む、出来る限りストレスを溜めないようにリラックスできる時間を作る等を心掛けましょう。
また、過剰な清潔志向により、殺菌力の強い歯磨き粉の使用や過剰な歯磨きなどで口腔内細菌のバランスを崩してしまうことも、逆に口臭を起こす原因になるので要注意!
口腔内の清潔を保ち、唾液の正常な分泌を保つことが、口臭の予防・改善の第一歩です。
■病的口臭の対策
口内炎や消化器系の機能低下などの場合は、食生活の見直しやサプリメントの摂取により、口臭を改善できることができるでしょう。
それ以外の疾患については、一度病院で相談するのが◎。口臭が病気の早期発見につながることもあります。
■臭いの強い物を食べた後の対策
緑茶、紅茶、ウーロン茶、ハーブティ、コーヒー、牛乳などの成分や香りには脱臭効果があるので、これらを飲むことで、多少は臭いが緩和されます。
また、市販の口臭除去剤(洗口剤、ガム、など)を活用するのもオススメです。
次ページでは「口臭予防に役立つ便利アイテム」を、紹介します。