アルゼンチン/ブエノスアイレス

ブエノスアイレスのカフェ(2ページ目)

ブエノスアイレスはカフェ天国。コーヒーを飲みながら一息つくのはもちろんですが、アートギャラリーやタンゴショーを魅せるエンタテインメント施設としての役割を持つ店もあります。ブエノスアイレスに行ったなら、ぜひカフェの雰囲気を楽しんでください。

栗本 斉

執筆者:栗本 斉

アルゼンチンガイド

ブエノスアイレスのカフェのメニューと注文

朝食の定番は、カフェ・コン・レチェとメディアルナ

朝食の定番は、カフェ・コン・レチェとメディアルナ

カフェに入ると、まずモッソと呼ばれるウェイターがメニューを持ってきます。ちなみにモッソは9割以上が男性。パリのカフェ同様にプライドを持って仕事している人が多いようです。

メニューを見て、まずは飲み物を注文してみましょう。飲み物にもいろいろと種類があります。主なメニューを列挙しておきます。
  • Cafe Solo(カフェ・ソロ) エスプレッソ
  • Cafe Doble(カフェ・ドブレ) 2倍サイズのエスプレッソ
  • Cafe Cortado(カフェ・コルタード) 少しミルクを入れたエスプレッソ
  • Cafe con Leche(カフェ・コン・レチェ) ミルクたっぷりのカフェオレ
  • Cafe con Crema(カフェ・コン・クレマ) 生クリームをのせたウィンナコーヒー
  • Te(テ) 紅茶
ちょっと変わったところでおすすめしたいのが、Cafe Submarino(カフェ・スブマリノ)。スブマリノとは潜水艦のことですが、その潜水艦の形をしたチョコレートを、ミルクに溶かしながら飲むというホットチョコレートのこと。吉本ばななさんの小説にも登場したこともあるほど、ブエノスアイレスのカフェでは人気のメニューです。もちろんこれら以外にも、ジュースや炭酸飲料、ビールや各種のお酒なども備されています。

また、食事も忘れてはなりません。朝食を取るためにカフェに行くなら、ぜひカフェ・コン・レチェと一緒にMedialuna(メディアルナ)を頼んでみましょう。メディアルナとは、いわゆるクロワッサンのこと。マンテカというバター味のものと、グラサという動物性油脂を使用したものと2種類あり、どちらかを選ぶことが出来ます。このセットで注文すると、小さなグラスに入れたジュースや炭酸水が付くという気の利いたサービスをするお店が多くあります。

ランチタイムや小腹が空いたときであれば、サンドイッチやピザを注文してみましょう。お茶の時間であれば、Torta(トルタ)と呼ばれる甘いケーキを選ぶのも楽しみのひとつ。夕方になると、Picado(ピカード)と呼ばれるおつまみセットを前に一杯ひっかける仕事帰りの人たちの姿もよく見られますし、ステーキなどしっかりとした食事を取れるところもあります。カフェによって微妙にメニューが違うので、ぜひいろいろと試してみてください。

いいサービスをしてもらえたなら、チップをおいておきましょう。総額の1割程度が目安といわれていますが、とくに決まりはないので気持ち程度でかまいません。お釣りをもらったら、小銭を残しておくくらいの軽い感覚で十分です。
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