ノリタケ×紅茶のマリアージュ
3つのテーマある紅茶空間
季節やイベントに合わせて洋服を選ぶように、食器やそれに合う紅茶を選びたいですね。テーブルウェア・フェスティバル2011のステージイベント、ノリタケティーセミナー「おいしい紅茶の愉しみ方」では、私、桑原が、3つのテーマあるティーテーブル、またその紅茶レシピや愉しみ方を提案しました。どれもちょっと手を加えただけの簡単なレシピです。ぜひお試しください(内容は記事として一部編集しています)。テーマ ”初夏のブランチ エアリーティー”
使用食器:ノリタケ新作「シャンパンパールズ・ロゼ」
白いティーカップに明るい色の紅茶が輝きます
【材料】2人分
ヌワラエリア ティースプーン2杯弱(通常量一人分紅茶を入れる量よりそれぞれ少なく)
ペパーミント ふたつまみ(リーフが大きかったら細かくして)
果肉付きドライユズ 1スライスの1/2 手で細かくちぎって
熱湯 300ml
【作り方】
材料を合わせておきます。
ティーポットを温めておきます。
1. ティーポットの湯を捨て、材料をティーポットに入れます。
2. 使用する茶葉のサイズに合わせ浸出時間は調整してください。ノリタケヌワラエリアでは約2分弱。
3. ティースプーンでティーポットを軽くひとまぜしたら、ティーカップに注いで出来上がり。
入れた紅茶は明るいオレンジ色。軽快なテイストの紅茶はお好みでグラニュー糖を加えてください。ここでは、スプーンラスクを添えてみました。これを紅茶に浸しながらいただくと、お茶に甘みが移って楽しいし、おいしいですよ。
スプーンラスクをたくさん作ってワイングラスなどに差してテーブルに置いておき、好きなだけどうぞ。ひとつはソーサーの上に置いておいても素敵。
「これ何?」から始まる楽しい会話の始まりを予感させますよね。
※ドライユズについて
紅茶がすっきりした味わいなので、柑橘の中でもさわやかな柚子をチョイスしました。生の柚子を使うと酸味が出てくるので、おすすめはドライユズ。ドライにすることで旨みが凝縮し、この紅茶とのバランスが良くなります。
【ご自宅で果肉付きドライユズ作る場合】
柚子を3mm程度にスライスしたら、オーブン約100度で60分程度、ゆっくり低温で乾燥させて作ることができます。薄さやご家庭のオーブンの火力によっても異なりますので、焦がさないよう時々確認してください。
柚子以外の柑橘を使うとしたら、ドライレモンはドライユズと代替可能。柚子と同様に軽快さが生まれます。ちなみに、ドライオレンジでは爽やかさの点では柚子より弱いです。
使用食器:ノリタケ新作「シャンパンパールズ・ロゼ」
ティーカップ&ソーサー 5250円。 21.5cmプレート 3885円。
”スプーンラスク”
スプーンの代わりに、スプーンラスクをティーソーサーにのせても
食パン8枚切り 2枚 スプーン型の抜き型で一枚につき、4個抜く
※スプーン型をお持ちでなくても、包丁でスティック状に切ったものでもOK。
バター10g
はちみつ 大さじ2/3
グラニュー糖 適量
【準備】室温に戻したバターをスパチュラで練り、はちみつを加えて良く混ぜておきます。
【作り方】
1.オーブン150度で6分焼きます。
2.パンにはちみつバターを塗り、グラニュー糖を振りかけます。
3.150度で予熱したオーブンで11~12分焼きます。
柚子ミントティーに添えて。少し紅茶に浸しながらいただくのも楽しいです。
次ページでは、かわいい秋のセッティングをご紹介します。