照明・LED/照明・LED・コンセントリフォーム

照明リフォーム徹底分析1 器具の買い替え編(3ページ目)

住宅では、長く快適に住み続けるためのメンテナンスやリフォームが不可欠です。電気機器である照明器具は、設備機器や生活家電同様に寿命があり一般には8~10年程度と言われています。今回は、照明器具の取りかえ方について詳しくご紹介しています。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド


ペンダントの買い替え

チェーン吊りタイプのペンダント

写真5.チェーン吊りタイプのペンダント。天井と接する部分がフランジ。

ペンダントでは、テーブルの高さに合わせてコードの長さを調整する必要があります。フランジにコードを収納するタイプでは、フランジ部分に余分なコードを巻きこんで固定します。

収納できないタイプでは、器具を注文する際に、コードの長さを指定すると収まりがきれいです。高天井で長さの延長が必要な場合も同様ですが、輸入器具などでは、延長できない場合もあります。(カットや延長には追加料金がかかります。)

また、白熱灯で調光器を使用している場合、一般的な電球型蛍光灯やLED電球に変えることができません。その場合、白熱灯用の調光器に対応するLED電球を選ばなければなりません。減光の仕方はランプによって異なりますが、ランプと調光器との相性が悪いとちらつきが発生する場合もあるので、注意を要します。

ペンダントの買い替えでは、ついデザインだけを重視して選んでしまい、取り付けてみたら暗かったという失敗をしがちです。照明器具店の展示コーナーは、沢山の器具が並んでいるため全般的に明く、その器具でどれくらい明るさをとれるかがわかりにくいこともあります。

光源の種類やW数、器具の下面が覆われているか否かなどを形状で確認し、可能であれば、周囲の照明器具を消灯してみるとよいでしょう。また、特殊なランプを使っているものもあるので、ランプが切れた時の入手しやすさなども考慮しておきましょう。

ペンダントの選び方は下記の記事をご参照下さい。
ペンダントの選び方 フランジ編
ペンダントはデザインだけで決めないで!

最後に、不要な照明器具を捨てる際は、お住まいの地域の分別方法に従います。例えば、蛍光管は外して、資源ごみ(有害ごみ)回収へ、器具本体は不燃ごみ、プラスチックカバーは可燃ごみというように分別して捨てる必要もあるので必ず確認して下さい。

※詳しい方法は、器具の取扱い説明書や照明メーカーのHPに掲載されています。取り換え作業は必ずスイッチを切ってから行って下さい。

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