照明熱で汚れた天井や壁面の掃除


写真1.照明熱の影響で汚れた天井面
年の瀬の大掃除。毎年恒例のことですが、一年の垢を落とし、新しい気持ちになって新年を迎えることはある意味神聖な行為でもあります。普段、手の届く範囲は定期的に掃除していても、高所や足場の悪い階段などに取り付いている照明器具は年末しか掃除をしないという人も多いでしょう。

1年に一回、天井から器具をはずしてみて、その汚れのひどさに驚くこともあります。器具の汚れが多いことで一番の問題は明るさの低下です。例えばキッチンの手元灯である蛍光灯器具は、油料理の多い家で1年間メンテナンスを怠ると40%以上も減光することも考えられます。

写真2.汚れが落ちた状況
CO2削減が叫ばれている現代では、エネルギーの無駄使いは許されず、今後はこまめな清掃や寿命末期光源の早期交換が求められます。照明器具が汚れやすいのは、照明器具にもよりますが、器具から発せられる静電気と熱の影響が大きいです。これらが空気中の埃やちりを寄せ付けるため、照明器具だけではなく器具の取り付け位置に近い天井や壁面も汚れます。

写真3.アクリ毛糸で作った簡単なタワシ
天井や壁面はビニールクロス貼りが多く、ここに埃の汚れが付き、器具から放射される熱が強いと、まるで焦げているように見えます。(本当に焦げていることもあります)この場合、水拭きも洗剤拭きもできますが、クロスの表面に凹凸があると、できれば洗剤を含んだアクリルタワシの様なもので円を描くようにして拭き取るとよいです。このたわしはアクリル100%の毛糸で作ることができます。

次の頁では、照明の掃除・お手入れの手順についてご紹介しています。