インテリア照明/シーリングライト・ペンダントライト

ペンダントはデザインだけで決めないで!

食卓のペンダント照明はどうやって選んでいますか?デザインももちろん大事ですが、生活スタイルにあわせて光を選んでみましょう。また、テーブルの大きさとのバランスも重要です。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

ペンダントの光に何を求めるのか


ガラスグローブペンダント(ヤマギワHPより)
ダイニングルームの食卓照明は多くの場合ペンダント器具が付きます。ペンダントは1灯用の天井吊り下げ型器具のことで、多灯用のシャンデリアと意味を異にしています。ペンダントといっても器具単価は数千円のものから100万円を越えるものまでピンきりです。

一般に目に触れやすい位置に取り付くことから外観上のデザインが優先されるため、ダウンライトやスポットライト器具に比べると高価なものが選ばれているはずです。多くの住宅は照明器具にかける費用として平均1灯1万円以下で選ばれることが多いですが、ペンダント器具に限って言えば1灯1万円以上になることが多いです。

金属シェードペンダント(ヤマギワHPより)
食卓上のペンダントは料理を美味しく見せるだけではなく、テーブルを囲んでの家族団欒や、時にはそこで新聞や雑誌を見たり、あるいはバーのような雰囲気を求めることもあります。食卓を囲んでどのような生活が多いかによってペンダントに求めるデザイン性や明るさが変わってきます。

もし専門家に器具を選んでもらうのであれば、施主はそのような条件を専門家に伝えなければなりません。何も言わなければおそらく、ペンダント器具は単にインテリアと調和する外観を主体に選ばれてしまう恐れがあります。

次の頁では、ペンダント選びの目安についてご紹介しています。
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