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ペンダントライトの選び方!ダイニング照明をおしゃれに

ペンダントライトは食卓上のダイニング照明として人気。デザインもおしゃれで素敵なものが沢山あります! どれにしようか迷うくらい。でも、本当にペンダントが最適なのでしょうか? 暮らしに合わせたダイニング照明計画について考えていきましょう。

執筆者:鈴木 理恵子

ペンダントライトの失敗しない選び方! ダイニング照明におすすめ

ペンダントライトをダイニング照明に

家族が気持ちよくダイニングを囲めるようにするために、照明選びはとても大切

ダイニングはいつでも家族みんなが集まる場所。気持ちよくダイニングを囲めるようにしたいものです。その雰囲気作りに大きな役割を果たすのが照明。中でも人気はペンダントライトによる照明です。今回はペンダントライトを取り入れるときに気をつけたいことを考えてみましょう。

シーリングやダウンライト、スポットライトによる照明テクニックについては、ガイド記事「プロが教える、ダイニングの照明テクニック」をご覧ください。
 

ペンダントライトでインテリアを際立たせる

光は自然と人の気持ちを集めます。ダイニングテーブルの上の光は、家族の気持ちをダイニングに集中させる効果があり、集う雰囲気を作ります。また視覚に入りやすい位置に設置するので、部屋のイメージに与える影響も大きくなります。デザインや大きさは多種あるので、部屋のイメージやダイニングテーブルの大きさに合わせて選んでいきましょう。

例えば、下の空間。華やかなペンダントが目を引きます。クロームのアームに100粒のクリスタルガラスがキラキラと。モダン&ゴージャスな雰囲気に仕上がっています。
モダンデザインにクリスタルガラスを加えたエレガントなペンダント。径420mmですが、高さ感もあるので実際の寸法より大きく感じます(画像:パナソニック)

モダンデザインにクリスタルガラスを加えたエレガントなペンダント。径420mmですが、高さ感もあるので実際の寸法より大きく感じます(画像:パナソニック)

 

ペンダントライトの光の出方に注目を

選ぶときにはオンとオフの状態を確認して、光の見え方も確認するといいでしょう。ペンダントは、デザインや素材によって光の出方も変わってきます。光を透過しないセードは光が卓上に集中し、反対に光が透過するタイプのセードは全体に明るく柔らかな雰囲気になります。光をどのように使いたいのか目的や効果も考慮して選ぶといいですね。

下の空間のライトは、食べ物を美しく見せる美ルックを搭載しています。透過性のないシェードは下に光が集まり、気持ちも集中。食事も充足したひと時にぴったりです。
美ルックを搭載したパナソニックのペンダント(画像:パナソニック)

美ルックを搭載したパナソニックのペンダント(画像:パナソニック)

 

ペンダントライトはテーブルの中心に

「ペンダントライトはテーブルの中心に」が鉄則です。テーブルとペンダントの位置がずれると、見栄えも悪いばかりか、テーブル全体に光が行き届かない、ペンダントが邪魔になるといった弊害が出てきます。ですから、ホームパーティーや模様替えなどでテーブル位置を大幅に変えることが多い場合には、ペンダントによる照明はおすすめできません。

ペンダントを使った照明をする場合、配線計画の段階ならば、ダイニングテーブルのレイアウトを決めた上、テーブルの中心にくるように配線をしましょう。

既存の配線で、テーブルの中心にない場合は、コードハンガーやペンダントサポーターなどを使って位置の調整をすると良いでしょう。 ペンダントサポーターは、既存の配線からアームを伸ばしてペンダントの位置の調整をする便利アイテムです。落下防止のため、事前にペンダントの重量や取り付け位置の下地を確認してください。
ペンダントの位置の調整に使える便利アイテム・ペンダントサポーター

ペンダントの位置の調整に使える便利アイテム・ペンダントサポーター

   

ダクトレールは横移動が得意

エクステンションテーブルのときにおすすめなのがダクトレール。ペンダントの位置はどこでも移動でき、許容範囲内ならば、ペンダントの追加やスポットライトを加えてもOK(画像:パナソニック)

エクステンションテーブルのときにおすすめなのがダクトレール。ペンダントの位置はどこでも移動でき、許容範囲内ならば、ペンダントの追加やスポットライトを加えてもOK(画像:パナソニック)

テーブルを長手方向に大きさを変える、位置をずらすというシチュエーションが多いのであれば、ダクトレールで対応するというテクニックもあります。ダクトレールは、レールに沿って照明の位置を変えることができるので、テーブルに合わせて位置の調整もしやすいでしょう。また、小さなペンダントを複数吊るすときにも、自由に位置が設定できるので便利です。

ダクトレールは、天井にあらかじめ設置する場合もありますが、既存の引き掛けシーリングに後付けで設置することもできますから、ペンダントの位置で悩んでいる方は付け替えてみてはいかがでしょうか。
   

ペンダントライトが本当に最適?ほかのアイテムとの検討を

ペンダントは、天井につけるシーリングライトとは違って、かなり下に下げて設置するものですから、普段の生活に支障がないかも考えてみましょう。「せっかくペンダントを選んだのに、使いにくかった……」ということのないように、いくつかのポイントを挙げてみました。その空間での過ごし方を検討して、ペンダントによる照明でいいのかどうかチェックしてくださいね。

【検討ポイント1:頭がぶつからない?】
ペンダントはテーブル上60~80cm程度まで下げて使うこと場合がほとんどです。食事以外の作業をテーブル上で行うことがあるときは、ペンダントが邪魔にならないかチェックしましょう。例えば、お菓子作りなど立ち姿勢での作業や、花を活けるなど長いものを扱う作業では、ペンダントがぶつかり邪魔になるといったことも出てきます。

【検討ポイント2:ダイニングは子供の遊び場ではない?】
小さな子供にとって、目の前にぶらぶらしているアイテムは気になるものです。ちょっと目を放した隙にペンダントを引っ張り、器具が落下することも考えられます。特に、ハロゲン電球を使っている照明器具は、器具自体が高温になることがありますから要注意です。また、ボールを投げたり飛行機を飛ばして、ペンダントにぶつけるということも起こりえますね。

【検討ポイント3:ゆらゆらしない?】
重量の軽いペンダントの場合、風で揺れることがあります。空調機の風によっても揺れて気になることがありますから、空調機の吹き出しがあたらないかどうかといったチェックもしましょう。

いかがでしたか。人気のペンダントですが、テーブル位置とずれて「あれ?」と思うケースもよく見かけます。せっかくですから、ピタッとテーブルの中心に合わせてカッコよく配置したいですね。また、使い勝手にあっていなければ困り者。ご自身の生活にあっているかどうかよ~くチェックしてみましょう。次回は、ペンダント以外の照明方法についてご紹介をしていきますのでお楽しみに♪

《画像協力》
パナソニック

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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