メキシコの移動にはいくらかかる?
メキシコシティの一般的な流しのタクシー
タクシーやバスの運賃は首都メキシコシティより地方のほうが高いことが多く、1.5倍ほどの違いを感じます。地方のタクシーにはメーターがないものが多いので、乗る前に必ず料金の交渉をしましょう。そのなかでも特にカンクンのホテルエリアから利用するタクシー代が高いので、移動に公共バス(8.5メキシコペソ)を使うなどして、節約したほうがいいでしょう。具体的な例を出すと、同じくらいの距離でもメキシコシティのダウンタウンから空港までは、だいたい150~200メキシコペソくらいですが、カンクンのホテルエリアから空港までは400メキシコペソ以上します。
メキシコの長距離バスの予算
メキシコの長距離バス
飛行機をうまく使おう
長距離バスが手頃な価格とはいえ、メキシコシティから南部のカンクンやチアパス、北部のモンテレーやバハ・カリフォルニア方面の都市への移動は、車だと1日くらい、またはそれ以上の時間がかかるうえに、料金も1000ペソ以上と割高です。国内線飛行機とくらべても数千円しか料金が違わない、もしくは購入時期によっては飛行機の料金がバスよりも安いということもあるんです。国内線飛行機の価格帯は航空会社によって開きがありますが、メキシコシティから南部のチアパスまでを例にすると、購入時期がハイシーズンの場合は片道2000~3000ペソぐらいですが、オフシーズンならば800~1000ペソくらいで購入でき、特級バスの料金1180メキシコペソよりも安くなります。もちろん、体力があれば、長い時間かけて旅するバス移動もメキシコの色んな場所を知れて楽しめますが、効率よく移動するには、飛行機をおすすめします。
また航空会社のキャンペーンによっては半額割引や、ホテルと長距離バス料金とセットで割引販売といったパックもあるので、念入りに調べておきましょう。
メキシコ大手の航空会社、アエロメヒコの国内線は割高な印象がありますが、メキシコの国内線会社のボラリス、インテルジェットは割安感があります。しかも最近登場した航空会社、ビバアエロブスの価格は今までの航空会社と比べて驚くほど安い(指定期日までに購入すれば税金と燃油費込みでどこでも229ペソというキャンペーンもある)ので、大いに利用価値があります。