照明・LED/照明器具・間接照明の基礎知識

明かりスイッチ 取付のひと工夫(2ページ目)

照明を点滅するにはスイッチが不可欠です。普段何気なく使っているスイッチですが、デザインや性能が多様化しつつあります。そこで今回はスイッチの取り付け上の注意点、またセンサーで感知する最新のスイッチについてご紹介します。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

見えないスイッチ!? 

接触型スイッチ

写真3.接触型スイッチ

写真3はどれもスイッチですが、一見してスイッチとはわからないかと思います。これは、次世代照明技術展「ライティングジャパン」で展示されていた、タッチスイッチユニット「magic touch series」で、株式会社アートテックによって開発が進められています。

これは、人体の持つ電気量の変化を検知する「静電容量方式」によるスイッチで、非接触型と接触型から選ぶことができます。人間の体には、微量な電気が流れており、それに反応して、点滅切り替えを行います。

「静電容量」という言葉は聞きなれないかもしれませんが、身近なところでは、券売機などタッチパネル式の操作モニターでも使用されています。(写真3は接触型スイッチ)

非接触センサーは、センサー部分に手をかざすと、スイッチを点滅することができるシステムです。スイッチパネルに触れる必要がないため、衛生面の管理が必要な、病院や飲食店などにも適しています。(写真4)

 

非接触型スイッチ

写真4.非接触型スイッチ

写真4では、わかりやすく説明するためサインがありますが、壁の内部に取り付けるため、表示がないと、どこにセンサーがあるのか全く分かりません。照明用コントローラーのプログラムを組めば、例えば、光色の変化や調光に対応することも可能で、展示や演出の照明としても活用できそうです。

一方、接触式センサーでは、金属であれば何でもスイッチすることができます。取っ手や装飾品などを用いて、スイッチ自体のデザインが工夫でき、住宅や店舗でも面白い使い方が考えられそうです。

 
センサユニット

写真5.センサユニット。中央の黒い部分に手を近付けると点滅する。

また、これらのシステムは照明だけでなく、電子機器や家電などにも応用でき、実際に、手の不自由な方の食事の介助を行う機器でも用いられたこともあるそうです。デザインもさることながら、利便性の向上にも大いに期待できる技術です。

株式会社アートテックでは、この他にも、調光器やコントローラーなど、制御技術を得意とし、それら機器のカスタマイズや開発も行っています。

住宅がオートメーション化の方向にある今日、照明分野でも今後は様々なスイッチやセンサーが導入されていくのかも知れません。

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