自分のペースで走れなくなった皇居

ランナーで混雑を呈する皇居の夜

ランナーで混雑を呈する皇居の夜

皇居周回ランナーの増加がなにかと話題になっています。ランナーが増えるにつれ、それを目当てのランナー向けシャワー施設も増え、それがまた皇居ランナーを増やすというスパイラルで、混雑が増すばかり。
混雑のピークとなる午後6時頃から8時頃までの間は、自分のペースでは走りにくいくらいに混雑しています。無理に自分のペースを維持しようとすると、こまめに方向を変えて斜行せざるをえず、それが事故の発生を招くという危険さも秘めるようになりました。
皇居は観光スポットでもあるため、観光客やウォーカーが多いことと、都心の中央に位置するため、皇居の反対側に移動する自転車もかなり走っていること、さらに途中何カ所か極端に歩道の幅が狭くなっているなど、きちんとしたトレーニングを行う走路としては問題点があることは事実です。

伝統あるトレーニングコースの外苑

神宮外苑周回コースは「瀬古ロード」の異名もある伝統コースだが空いている

神宮外苑周回コースは「瀬古ロード」の異名もある伝統コースだが空いている
 

赤坂離宮周回コースも空き空き

赤坂離宮周回コースも空き空き

こうした混雑を嫌って、講習やトレーニングを皇居から他所に移すランニングスクールやランニングクラブが増えてきました。その中でも評価が高いのが、かつては瀬古利彦選手のトレーニングホームコースとして知られている神宮外苑周回コースと隣接する赤坂離宮周回コースです。

共に、道路の横断がなく、神宮外苑周回コースは道幅が一定の幅広い歩道で、走路としては皇居周回路より優れているといえるでしょう。
にもかかわらず、皇居周回路にくらべてこれまで人気がなかったのは、周辺の職域人口が少なく、基礎となるランナー人口が少ないこと、コース一周が1.325km(神宮外苑周回コース)および3.3km(赤坂離宮周回コース)とやや半端なこと、そしてランナー向けシャワー施設がなかったことなどが理由かと思います(東京体育館の施設利用も可能ですが、クオリティに関して高い評価が得られていないようです)。ここに「ファンライドステーション+ランステ」が外苑前駅近くにオープンし、外苑ランナーへのサービス提供を開始しました。