地にしっかり根付くごぼうは縁起のよい野菜
地にしっかり根付くことから、縁起がよいとされるごぼう。地域によっては祝い肴としてもおなじみのたたきごぼうは、おせち料理に欠かせない一品です。ごぼうは繊維質たっぷりで、噛むたびにじゅわっと口の中に大地の滋養が広がるかのようで、なんとも噛みごたえのある根菜です。これに香ばしいごまがぴったりで、食感を楽しむことができます。おせちとしてだけでなく、普段のおかずにもおすすめです。
たたきごぼうの材料(2人分)
たたきごぼうの作り方・手順
たたきごぼうを作る
1:ごまの和え衣を作る
白ごまを鍋で乾煎りし、すり鉢に入れて粒が残る程度の半ずりにします。
砂糖を加えすり混ぜたら、酢と醤油を加えてよく混ぜます。
ごまはお好みで、しっかりすってもよいでしょう。砂糖を加えすり混ぜたら、酢と醤油を加えてよく混ぜます。
2:ごぼうを切る
ごぼうの泥汚れを洗って落としたら、包丁の背で皮をこそぎ、20cmの長さに切ります。ここでごぼうの直径が大きいようなら、直径5mmほどになるよう、縦に2~4つ割りに切ります。
大き目のボウルかバットに水を張り、酢大さじ1/2を加えたものに切ったごぼうを入れ、アク抜きをします。
大き目のボウルかバットに水を張り、酢大さじ1/2を加えたものに切ったごぼうを入れ、アク抜きをします。
3:ごぼうをゆでる
鍋にお湯を沸かし、酢を大さじ1/2加えたらごぼうを3分ゆでます。
4:ごぼうをたたいて切る
ゆであがったごぼうをまな板の上に並べ、めん棒などで軽く叩いて繊維を断ち切ったら、3~4cmの長さに切ります。さらしなどにくるんで叩けば、ごぼうの繊維が飛ばずにすみます。
熱いので、やけどに気をつけて扱ってください。5:和え衣を和える
ごぼうが熱いうちに和え衣で和え、しばらくおいて味をなじませたらできあがりです。
ガイドのワンポイントアドバイス
ごぼうの皮は包丁の背でこそぐか、たわしでこするようにすると風味が保たれます。また、アクが強いので、切ったごぼうは酢水に浸けて、アク抜き&変色予防をします。ここで浸けすぎてしまうと、ごぼうならではの風味が飛んでしまうので、5分も浸けておけば十分です。また、ゆでるときに酢を加えると、白くゆであがります。ごぼうは風味あってこそなので、これを消さないようにするのが大切です。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。