防犯/個人情報を守る

個人情報が原因で困ったトラブル3(2ページ目)

自分でコントロールできる部分での個人情報は、自分が警戒しなければ思わぬトラブルを招くことがあります。旅先でのお土産を送るときなど、ちょっとしたテクニックで個人情報を守りましょう。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

公共料金の支払いで

いるもそうしているから

いつもそうしているから

会社員の女性○子さんは、金融機関の自動振り替えの手続が面倒で、いつもコンビニで支払いをしています。自宅近所のコンビニを利用することが多いのですが、ある夜、新しくバイトに入ったらしい若い男性がレジにいました。しかし、いつものことなので、何の気もなく支払いを済ませました。

しかし、携帯電話料金と電気料金の支払いだったので、電話番号も住所も知られたことになります。不審な電話が相次ぎ、店でのそのバイトの男性の態度がおかしいと感じるようになり、いやな気分がしました。なるべくその店を避けるようにしていたのですが、ある日帰宅途中、自宅の付近で男が不審な様子をしているのに気がつきました。よく見ると、コンビニのバイトの男でした。

こうすればよかった

公共料金の支払いなどは、できる限り金融機関の自動振り替えにするといいでしょう。「金額に間違いがあると困るから」という人もいますが、間違いがあったときには必ず返金してくれるものですから、個人情報の漏洩を防止するためにも、自動振り替えのほうがいいでしょう。

また、領収書等の宛て先を実家などの別の宛て先にすることも可能です。できるだけリスクを減らすためにも、一度で済む手間ですから、手続をするようにしましょう。どうしてもコンビニ等で支払いをしたいときは、自宅から離れた店にしたり、女性従業員に応対してもらうようにタイミングを見て支払うようにしましょう。

次ページでは、電話番号を変えてもなくならない迷惑電話についてです。
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