室内干しのコツとは

早く乾かしたいしお部屋は快適をキープしたい・・梅雨は知恵をつけてしぼってひとがんばりです。

梅雨はお洗濯にとっては最悪の季節ですが、こんな季節だからこそパリッとした衣類に腕を通すと気持ちよいですよね。少しでも早く干せば臭い発生の心配も減ります。それでは、心地よく干しあげるための室内干しのコツをスタート!
   

室内干しのコツ!早く干しあげるための3つの条件

洗濯物がどの程度乾きやすいかといえば、「洗濯指数」が思い浮かびますよね。洗濯指数を発表している気象協会によれば、洗濯物がよく乾くかどうかは、日照、気温、湿度、風、というの4つの条件によって左右される(*1)とあります。

梅雨時の室内干しでは"日照"のお助けはありませんので、それ以外の「温度」「湿度」「風」をコントロールしながらやっていくことになります。


*1)「洗濯指数」の定義;「洗濯物がよく乾くかどうかは、[1]日照、[2]気温、[3]湿度、[4]風、の条件によって左右される。まだ水分が含まれているのに、それ以上乾かないという状態になることがあり、このときの水分の割合を平衡水分率という。洗濯指数は、前述の四条件からその日の平衡水分率を予想して指数化したものである。」『tenki.jp』FAQより。
 

洗濯物の臭い対策は洗う前が肝心

ところで、梅雨時お洗濯で乾きの早さともうひとつ気になるのは、洗濯物の臭い。臭ってしまわないようにするには、洗濯前が肝心になります。もちろん洗い方も大事。洗い方については。『キレイに仕上げるラクラクお洗濯システム』をどうぞ。

臭い対策の方法はいくつかあります。臭う原因は洗濯物についた雑菌なので、洗濯機の洗濯槽をクリーナーなどでキレイにしておくことや、汚れ物を何日も溜めないこと、この時期はお風呂の残り湯を使わないようにすることなど雑菌を「つけない」「増やさない」ための対策をとりましょう。
 

室内干し、どこに干す?

バランスよい場所をえらんで、晴れたらさらに空気をリフレッシュ

バランスよい場所をえらんで、晴れたらさらに空気をリフレッシュ

濡れた洗濯物をできるだけ早く乾かしたいものですが、家じゅうに湿気を充満させてしまっては、あちこちにカビやダニが増える元になってしまいますし、部屋に暖房を入れるなんてこの季節にはキビシイこと。まずはバランスのよい干し場所えらび&づくりを。
 

換気しやすい場所と湿度調節できる場所

洗濯物のかわきやすさと家の快適さキープの両面から、空気を入れ換えやすい場所湿度をコントロールできる場所がよいようです。空気を循環できれば湿気がその場にとどまって溜まることなく、洗濯物を少しでも早く乾かせます。ただし、雨の日に窓を開けると湿気をよびこむので、窓を開けての換気は雨の降らない日にしっかりと。

・ 換気扇の近く
たとえば換気扇の下。お風呂場や洗面所の換気扇の下に洗濯物を干して換気扇をまわせば、空気を循環できるので湿気がこもらず、洗濯物が少しでも早く乾きます。ただし、キッチンの換気扇まわりは調理で火を使いますのでおすすめできません。扇風機を併用して空気を撹拌できるとなおGOOD。

・ 広い場所
家の中の広く開放的な場所は、量の多い洗濯物を置けるという意味でも向いていますが、風が抜けやすいという意味でも○。一戸建てなら階段の踊り場などです。

リビングなど広々とした部屋は、お風呂ほどではなくとも人が発する水分等で湿度があがりがちなので、エアコンや除湿器を使うとか、ダイニングキッチンとつながっているならキッチンの換気扇を使うようにすることをおすすめします。

・ エアコンや除湿機のある部屋
エアコンのドライ機能や除湿機を使いながら湿度が上がりすぎないよう調節できる場所も干し場向き。電気代も気になりますが快適さも考えるとよいですね。
 

湿度と温度と風をコントロールして早くかわかす

湿度や温度、風は洗濯物の乾きやすさのポイント。できる範囲でコントロールしてみましょう。
 

一回の洗濯量を少な目にする

濡れた洗濯物が多くなれば、室内の湿度も上がって乾きは当然ながら悪くなります。一日で一気に干すよりは、少しずつ干しながら換気をするというムリのないやり方の方が効率がよいようです。
 

換気して湿気をこもらせない

乾きやすさやカビ・ダニ対策面から換気をしっかりとすることは大事。換気扇を回しっぱなしにしておくとかだコンのドライ機能をつけておきましょう。雨の日は窓を開けると湿気が入ってきて逆効果ですので換気扇をまわすだけに。

晴れた日には家の二ヶ所以上(対角線上の窓がベスト)の窓を開け、ドアも開けて風を通し、湿気のよどみをなくします。(雨の翌日によく晴れた日は蒸し暑い=湿度が急上昇するので、できれば午前中は窓をあけない方がよいかもしれませんが・・)
 

除湿機を活用する

こちらは洗濯物を置いている部屋を閉め切っての利用になりますが、除湿器を利用するのも効果的です。風が吹き出すタイプなら洗濯物に風を当てて。除湿器にくっつけて使う市販の洗濯物乾燥用袋も便利です。記事『除湿機のすすめ』もご参考にどうぞ。
 

「仕上げだけ乾燥機で」と「はじめだけ乾燥機」

乾燥機つきの洗濯機であれば、脱水後に少し(30分くらい)乾燥機をかけて衣類についた水分の温度を上げると、干したときに乾きやすくなります。
また、仕上がりが湿っぽくてイヤなら、仕上げだけ乾燥機をかけると気持ちよくしあがります。
 

アイロンを当ててから干す

「はじめだけ乾燥機」と同じく、衣類を温めて水分を蒸発しやすくします。こちらはシワがのびるというプラスアルファもあるので、アイロンをかける予定のシャツ類はぜひこの方法で一石二鳥を狙いましょう。
 

すすぎの最後にお湯を使う

お湯で最後のすすぎをしておけば水分が蒸発しやすくなります。最後のすすぎのときに沸かしたお湯を足す(高温すぎると衣類を傷めるので、約30℃のぬるま湯になる程度に足します)という方法もありますし、使っている洗濯機がお湯を使うかどうかの設定ができるなら試してみてもよいですね。
 

風のある場所、なければ起こしてでも!

ベランダに雨よけがあるなら雨が降る日でも、洗濯したての濡れた物ははじめだけは外に干した方が、風があるぶん乾きがよいくらいです。

家の中では風はないので、扇風機が役立ちます。はやりのサーキュレーターもおすすめ。洗濯物に直接風が当たるようにします。風下に換気扇があるような位置にセットできればベストです。
 

乾きやすい干し方表面積を最大に!

角型のピンチハンガーを使って、ジグザグに留めて干します。
風が当たりやすい干し方をしていれば、風がないばあいでも乾きがよくなります。濡れた衣類は、重なった部分の内側は乾きが悪くなるので、少しでも外側に出る部分を多くし、内側にも風が通るようなくふうで乾きは早くなるのです。
 
(1)大物はジグザグ干し
バスタオルやシーツなど大きなものを洗わなければならなくて、"ちょいがけ"が無理なばあいは、横長にもって長い辺をジグザグにし、ピンチハンガーに留めて干せば、重なり部分ができず乾きやすくなります。
 

(2)ちょいがけ
一方の端を短くして留めて干す"ちょいがけ"で乾きが早く。

例えば、タオルは真半分に折り畳んだ形で干すより、"ちょいがけ"スタイルの方が外側に出る面は多くなる分、早く乾きます。タオルだけでなく「かける」ものはちょいがけ系を心がけるとよいですヨ。ただし、型くずれするものには、防ぐ工夫も必要です。
 
(3)縫い目を表に
縫い目は分厚くなっているため乾きにくい部分。表に出した方が、つまり(縫い目が表にくるデザインでなければ)裏返しにした方が早く乾きます。ポケットが気になるばあいは、裏面がほぼ乾いた時点で表にひっくり返して。着たときにどちらが困るかを考えると縫い目の方を優先させた方がよいかと思います。
 

(4)バンザイ干し
前を2,3ヶ所留めてバンザイ形で"ちょいがけ"すると仕上がりもきれいに。
長袖やフード付きの服は、逆さにつるして袖やフード部分の重なりをなくすると早く乾きます。シャツは背中心にそって横向きに干す方法もありますが、画像のように仕上がりの形にしてボタンを2~3ヶ所留めて干すと胸の部分にシワがよらず比較的キレイに干し上がります。
 
(5)便利ハンガーを使ってみる
トレーナーハンガーはシャツ類を乾かすのにも大活躍。
ちなみにハンガーかけ部分(濃いピンク)はシャワーホルダーに差し込む浴室用の物干し。これも便利ですヨ。

アーム部分が長く厚みもあるトレーナー用ハンガーは、長い袖を持ち上げて乾きやすくできる優れもの。バンザイ干しより早く乾きます。もちろん型くずれを防ぐこともでき仕上がりも上々。トレーナーだけでなくTシャツなど袖のあるシャツ類はどれでも同じ効果があるのでおすすめです。

また、パンツ用ハンガーも、パンツやスカートなど筒状の衣類を内側がくっつかないよう開いた状態で干せるので、内側にも風が通り乾きやすくなります。
 

(6)便利ハンガー効果を今あるもので
トレーナーやシャツの袖は、袖部分をもちあげて留めたり、竿や棒に袖を通してみても。針金ハンガーのように厚みのないハンガーは、肩の部分にタオルを巻くと、水分をとって型くずれ防止をしてくれます。

パンツ類は、角形などたくさんピンチのついたハンガーに筒状に留めて内側にも風が通るように干せばOKですね。


何だか鬱陶しい季節ですが、だからこそウデの見せどころ。ちょっとがんばって、快適さをキープしましょう。やるだけやったら、お茶でリフレッシュなどしながら乾くのを待つばかり。冷房病対策にもよいといわれるおいしいペパーミントティーはいかがですか?

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