来客準備といえばお掃除だけじゃありません。お客様は家だけでなくおもてなしする人の「手」も目にします。だから今回は、手と家の「美」をテーマにした一石二鳥の来客掃除。ゆず種で手作りした化粧水を材料にハンドクリームを作り、これで手をケアしつつ、手袋をしてツボを押さえた効果的な来客掃除術をご紹介します。


柚子のハンドクリーム

ゆずにも色々。今回は本柚子(中くらいの大きさ)を使いました。

ゆずにも色々。今回は本柚子(中くらいの大きさ)を使いました。

柚子は最近はヨーロッパでもその香りの良さや効能から人気なのだとか!日本では昔から、お料理だけでなくお風呂でも保湿とリラックス効果で人気ですからちょっと嬉しいお話ですね。

以前ガイドがご紹介した「ゆず種の化粧水」は、種にたっぷり含まれるペクチンがふつうの水やお酒を保湿効果たっぷりの化粧水に変身させる自然の恵。今回はそこへ、さらに保湿力を高める「蜜ろう」を加えてハンドクリームを作ります。


柚子のハンドクリームレシピ

【 準備するもの 】
『ゆず種の化粧水』
  • ゆず1個分の種
  • (A)日本酒か焼酎 (※1) ゆず種の10倍重量 または水(ゆず種の3倍重量)
  • 密閉容器
『ゆず香ハンドクリーム』
★注意★ゆずなどかんきつ類には「光毒性」といわれる成分が含まれていて、お肌につけた部分をすぐに紫外線に当てると、人により皮膚が赤くなる等の影響があるケースも。クリームを塗って2時間ほどはその部分を直射日光に当てないようにしてくださいね。
  • スイートアーモンド油: 30ml 
  • 蜜ろう: 5g
  • ゆず種の化粧水: 10ml
  • 精油(=エッセンシャルオイル): YUZU(柚子)8滴+フランキンセンス2滴(お好きな精油を計10滴でもok) 
  • 器具類 [ 鍋、水、耐熱ヘラ、耐熱性ガラスボウル等、量り ]
  • 遮光の容器(50ml)

 作り方 】
ゆず種をお酒に浸けてシェイク

1個のゆずからちょっとびっくりするくらいの種がとれます

(1)『柚子種の化粧水』を作る。柚子の種だけを取り出して、そのまま洗わずに密閉容器に(A)と種を入れてフタをし、シェイクし、日陰に置く。   

2~3日もすると水分が柚子種のペクチンでとろ~りとしてきます。化粧水としてなら、その頃からもう使えます。



ゆず種化粧水

ゆず種化粧水のできあがり

(2)時々シェイクしながら1週間くらい置き、できた液を濾せば、ゆず種化粧水のできあがり!

☆「おばあちゃんの知恵」的には、このままさらに2~3週間ねかせたものをハンドケアに使いますが、今回はアロマ的要素を盛り込んで、1週間ほどねかせたものをハンドクリームにしていきます。


スイートアーモンドオイルをビーカーに入れてから蜜蝋を計量する

スイートアーモンドオイルをビーカーに入れてから蜜蝋を計量するとよいですよ

(3)ハンドクリームを作る。ビーカーにスイートアーモンド油を目盛まで入れ蜜蝋を計量しながら加える(もちろん、別々に計量してから合わせてもよいですよ。こちら楽するバージョン)。
また、別のビーカーにゆず種化粧水を計量して入れる




 
ミニホットプレートで2つ同時に温める

今日はミニホットプレートで二つ同時に。

(4)お湯を沸かした鍋に(3)を浸し、ヘラで混ぜながら蜜ろうを溶かすと同時に、ゆず種化粧水を温める。ゆず種化粧水の方は湯気が出始めたらすぐ湯せんからはずしておく(香りとアルコールが飛ばないように)。

 
蜜蝋とスイートアーモンドオイルにゆず種化粧水を加えます

とろ~りとしたゆず種化粧水を加えます

(5)蜜ろうが完全に溶けたら(蜜蝋の融点は65℃前後です)ビーカーを鍋から下ろし、ヘラで混ぜながら粗熱をとり、ゆず種化粧水を加えてさらに混ぜ続ける

 
白いクリーム状になってきたら精油を入れる

白いクリーム状になってきたら精油を入れる

(6)白っぽく、やわらかめのクリーム状になって、ビーカーを触った時にお風呂の温度程度に感じられるたら、精油を加え混ぜ合わせる
(精油の香りが飛んでしまわないように温度が下がってから混ぜます)

 
柚子の香りと日本酒の香りがあわさっていい感じ

柚子の香りと日本酒の香りがあわさっていい感じ

(7)ぽてっとした感じになったら出来上がり。ヘラで遮光の保存容器に移し、完全に冷めたらフタをして、完成!

作った日付や使った精油を書いたシールを貼っておくと、消費する期限の目安や次回使う精油の参考になるのでおすすめです。




さてお気に入りのハンドクリームができました!
これをたっぷり手に塗りこんでよい香りに癒されたら、さらなる効果とおもてなし準備。3つのツボをおさえた来客対応の手袋掃除をしましょう。

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