被写界深度を知れば百戦危うからず?

さて、今回はなにはなくとも下の2枚の写真を見ていただくことからはじめるとしよう。

E-10 F2.0 1/15秒
E-10 F9.0 1.30秒

大きめの比較写真はこちらにあるので、参照してみていただきたい。
この2枚の写真、なにが違うのか。
後ろのデジカメを一瞥してもらえれば分かるだろうが、ピントの合っている範囲が大きく違うのだ。

2枚の写真は『被写界深度』が変わるよう意図的に撮影したものである。
『被写界深度』という言葉は、あるていどデジカメなどで写真を撮影していると聞こえてくる単語である。しかし、かなり分かりにくい単語ではないだろうか。

ものすごく簡単に言ってしまえば、『被写界深度』とはピントの合っている範囲のことだ。
ピントが合っている範囲が狭い状態を『被写界深度が浅い』。
ピントが合っている範囲が広い状態を『被写界深度が深い』と、それぞれ表現する。

この『被写界深度』という言葉、カメラ任せをやめて真面目に写真を撮ろうとするとけっこう考える必要のあるパラメータなのだ。
『被写界深度』を理解することが、初心者脱出の第一歩と言っても過言ではないほどだ。

さて、この『被写界深度』をどのように操ればいいのか。
あるいはどのような効果を生む出すのか。
それを次ページ以降で見ていくとしよう
Page2へ)
Page1 被写界深度とはなにか?
Page2 撮影とは意図を描写するということ
Page3 デジカメはボケが苦手?
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