ネットカフェでも被害に遭う!
まんが喫茶やネットカフェでも要注意 |
「インターネットカフェ」や「まんが喫茶」「ゲームセンター」「パチンコ店」「ボーリング場」などでも多発しています。仕切りがあるとはいっても風営法により高い仕切りや錠前をつけ個室にて鍵をかけられるようにすることはできないのです。24時間営業などで仮眠をする人がいたり、マンガを選んでいるときに自分の個室にバッグを置いたままにしておいたりすると、財布などを抜き取られることがあります。
女子高生の仲良し3人組が、ゲームセンターでプリクラをしていました。バッグはみな、足元に置いていました。何度も撮って楽しく騒いでいたのですが、いざ出ようとすると、3人のバッグが全部なくなっていました。周りを見てもゲームに熱中している人ばかりで、誰も気づいていないようです。交番に行って届出ましたが、結局バッグは戻ってきませんでした。現金や学生証が盗まれてとても困りました。
また、ある営業職の男性(33歳)は、ネットカフェで仮眠をとっている間に、ノート型パソコンや重要な書類の入ったバッグを盗まれました。眠っていたので、いつ、どうやって盗まれたのかまったく分かりませんでした。警察に届け出たものの、パソコンのデータや重要書類を失ったことはとても大きなダメージでした。パチンコで大当たりしていた男性(41歳)も、気がついたときには、横に置いていたつもりのバッグがなくなっていました。儲けたつもりが精神的には大損になりました。
被害は確かに起きている
デパートやお店で多発している |
路上で「痴漢に注意」「ひったくり多発」などの立て看板を見ることがあると思いますが、これは実際にそうした事件が発生しているからです。デパートや店では被害があることをあまり知られたくはないものでしょう。それなのに、貼り紙をして注意をうながすということは、お店の中でもやはり「置き引き」被害が多く発生しているということなのです。
→貴重品は身から離すな!/あなたの一票/関連ガイド記事……p.4