ショッピング中の被害ケース2
ショッピングは楽しい。でも… |
店員に勧められて今日の買い物から5%オフになるというので、ショップカードも持つことにして用紙に記入をしていました。伝票にもサインをして、バッグがきれいに包装されて手渡されて、いざ自分のバッグを持って店を出ようとすると、バッグがなくなっていました。
「あれっ! バッグがない!」慌てて探しても見つかりません。店員は商品の包装やカード処理に気を取られていてC子さんのバッグにはまったく気づきませんでした。C子さんも書くことに気を取られていてバッグのことを忘れていました。「置き引きだわ」店員さんがそういうのを聞いて、初めて自分のバッグが盗まれたことに気づいたのです。
店内にはそれほど客もいなかったように思いますが、見回すとそれぞれ商品を熱心に見ており、誰もこちらに注意は払っていません。結局、バッグは出てこず、警察署まで出向いて盗難届けを出しましたが、キャッシュカードや免許証などの停止や再発行の手続きにとても時間がかかりました。バッグはそれほど高価なものではなかったもののお気に入りの一つでした。
一番困ったのは、携帯電話でした。これもすぐに電話会社に連絡をしましたが、アドレス帳とメール類は非常に不安です。カメラで撮った写真ももう取り返せません。自分だけならまだしも、友だちに迷惑がかからないようにと願うばかりです。届出はしたものの、戻ってくることはないだろうと言われて、すっかり気落ちしてしまったC子さんでした。
→ネットカフェでも被害に遭う/被害は確かに起きている……p.3
→→貴重品は身から離すな!/あなたの一票/関連ガイド記事……p.4