便利なステープル機能、フォームオーバレイ機能
ステープル機能があればパンフレット作りなどを自社でできる
伝票を印刷する場合、伝票の罫線などが印刷された専用用紙をセットしてデータを印刷します。複合機にフォームオーバレイ機能がついていると専用用紙は不要。罫線などのフォーム・レイアウトをデジタル・データとして持ち、印刷データとフォーム・レイアウトを合成して普通の用紙に印刷できる機能です。専門用紙がいりませんので在庫管理などが不要になります。
複合機にかかるコストはいくらか
高機能な複合機は500万円以上する
複合機を買取する場合、10万円以上30万円未満であれば資産に計上してから「少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例」を活用して全額を損金計上できます。10万円未満の場合は消耗品費として全額を損金参入します。
高級機になるとかなり大型になるので別途、搬入費や初期設定費が必要になります。また最初に使い方の講習がありますが、機能が豊富だと使いこなすのも大変。マニュアルと格闘することになります。
イニシャルコスト以上に気をつけないといけないのがランニングコスト。ゼロックスがコピーを発明しましたが、それ以上の発明と言われているのがイニシャルコストではなく、ランニングコストで儲けるビジネスモデル。インク代、トナー代、紙代が思った以上にかかります。
保守契約費に注意
故障修理やメンテナンスにかかる保守契約費に注意
カウンター方式は月1回ほどサービス員が訪問し、複合機のコピー使用枚数によって保守料金を計算するやり方です。料金には定期点検・訪問料金・部品代が含まれています。不具合があればメンテナンスしてくれます。トナー代は消耗品扱いで別料金になります。各社によって名称は様々ですが、サービス内容はほとんど同じです。
年間保守契約はカウンター方式のように変動料金ではなく、固定料金にする方式です。企業にとっては予算計上しやすくなります。
スポット保守契約は、消耗品の購入だけで修理が必要になった時に訪問料金や部品代をスポットで支払うやり方です。故障がない間はよいのですが、故障が多発すると高い買物になってしまいます。メンテナンス業者ではカウンター方式をすすめています。