「1週間リバースダイエット」とは? 正月太りを解消!
「1週間リバースダイエット」にチャレンジ
その方法とは「1週間リバースダイエット」! 簡単に説明すると、朝食と夕食を入れ替え、食事量を朝食>昼食>夕食と徐々に少なくしていく方法。その具体的なやり方&1週間で確実に効果を出すためのルールなどについて、次から詳しく解説していきます。
<目次>
「1週間リバースダイエット」で痩せる理由
朝食と夕食を入れ替える「リバースダイエット」では、朝から焼肉やカレーといったカロリーの高いメニューを食べてもOK!朝食に高カロリーの食事を摂取しても、その日一日活動している時間内に効率良く消化吸収してくれるので、エネルギーもどんどん消費できるというわけです。いっぽう、特に激しく活動することもなく、あとは寝るだけ……という夕食に高カロリーの食事を摂っていてはカロリーを効率よく消費できず、余ったカロリーは脂肪となるだけ。
さらに、夜の10時以降は「ビーマルワン」という脂肪を作り溜めこもうとする酵素が体内で急増するのですが、逆に朝の6時以降は「ビーマルワン」がどんどん減っていくのです。つまり、「寝る前に大量に摂取したものは寝ている間には消費できない→太る」⇔「朝食に大量に摂取したものは日中に消費できる→痩せやすくなる」ということになります。
朝からたっぷりの食事を摂ることで昼食は空腹感が和らぎ少量で抑えることが可能に。そして夕食は、普段朝食で食べているような少量のもので済ませることで、さらにダイエット効果が高まるのが「1週間リバースダイエット」で痩せる理由となります。
また「リバースダイエット」では、朝食と夕食を入れ替えるだけなので、細かくカロリー計算する必要がないのも嬉しい点。ダイエットの大敵であるストレスとも無縁です。
生活習慣改善にも効果的!「1週間リバースダイエット」
朝は空腹で目覚めるのが理想!
最初のうちは夕食が少なくて多少のストレスを感じることもありますが、「朝になればお腹いっぱいに食べられる!」と思えば、「1週間リバースダイエット」を継続していくことができますよ。
また、朝食をたっぷり食べるためには、夜のうちに翌日の朝食の仕込みをすることが必要になるのですが、こういった行為が朝食への楽しみをアップさせると同時に、起床後もさほど時間をかけずに食事の用意をすることを可能にします。朝食に時間をかけられるので、朝から充実した時間が過ごせるのも◎。
さらに、夕食が少なくお腹がすいてしまうため早い時間に就寝する、という良い習慣も身につきます。不規則だった生活習慣を改善できるチャンスにもなるので、ダイエットだけでなく、健康面でも良い結果が期待できる方法というわけです。
「1週間リバースダイエット」の具体例
特に期間を決めずに「リバースダイエット」続ける場合は、朝から焼き肉やカレーもOKですが、今回は1週間という短期間で結果を出すための、短期ダイエット向きヘルシーメニュー例をご紹介していきましょう。<朝食例>
・和定食(玄米一膳、納豆、サラダ、卵料理(ゆで卵or卵焼きor目玉焼き)、焼き魚(炒め物等でもOK)、味噌汁(具だくさんの野菜や海藻入)、果物)
・鍋(水炊、キムチ鍋、豆乳鍋、トマト鍋等)、果物
・アボカド納豆丼(玄米の上に納豆とアボカドを乗せ、めんつゆで味付け)、サラダ、味噌汁、果物
<昼食例>
・おにぎり1個、スープ、サラダ、野菜or果物ジュース
・ワカメ、きのこ、山菜などが入った温かい蕎麦
<夕食>
サラダor温野菜、温かい汁物
確実に効果を出すための「1週間リバースダイエット・ルール」
食事ルールを守ればさらに効果的!
■増やしたいもの
・水
→なるべく常温。空腹を感じた時など、こまめに飲む。
・野菜
→サラダでも温野菜でもOK。食事の始めに食べると満腹感が得られ、自然と食事量をセーブ。
・運動
→運動といっても、何もハードに長時間運動する必要はなし。「ランチを買いに行く際はちょっと遠くまで&速足で歩くようにする」「犬の散歩は長めに」「毎日積極的に掃除をする」等。
・食事時間
ゆっくり時間をかけてよく噛んで食べる。
・睡眠
→空腹を感じたら早い時間でも寝る。朝はお腹がすいてスッキリ起きられる効果がある。
・入浴時間
→入浴には空腹を和らげる効果があるので、ゆっくりバスタイムを楽しむ。
■減らしたいもの
・砂糖&塩分
→間食はNGなので、お菓子やケーキ、砂糖入りの飲み物は×。どうしても甘味が欲しくなったら、果物、ドライフルーツ、ハチミツで!
また、塩分の過剰摂取もダイエットに大敵なむくみの原因となるので、醤油、味噌、塩、ドレッシング量は控える。代わりに、酢、にんにく、ハーブなどを活用すると塩分量が抑えられて◎。
・脂肪分
→脂肪の多い肉や揚げ物等は控える。
やってはいけない!「1週間リバースダイエット・ルール」
■NGなもの・小麦製品(パン、パスタ、うどん、小麦を使ったお菓子)
→体内で分解しづらく、分解しきれなかった成分は腸壁に溜まりやすくなることで、栄養の吸収消化を妨げ、代謝を下げる→冷えやすくなる→太りやすいという負のスパイラルが発生。
・アルコール
→体はアルコール=毒と判断するので、体内に入ったアルコールを最優先で体外へ排出しようとするもの。よって、消化・吸収・代謝という作業が後回しになってしまうので、ダイエット中は避けるのがべスト。
・乳製品
→ダイエット中なら牛乳の脂肪分は要注意。牛乳に豊富なカルシウムは、ごまや海藻、小松菜などの野菜からも摂ることが可能。
一日のトータルでみると、食べる量や内容はさほど変わらないのでストレスを感じることもないのが「リバースダイエット」の魅力。「1週間リバースダイエット」で食べる内容を少しだけ意識して、年末年始太りを超スピードでリセットしましょう!
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