自信を持って食事を楽しめる、フランス料理・洋食のマナー

洋食・フランス料理の食べ方マナー

洋食・フランス料理の食べ方マナー

フランス料理などの洋食で戸惑うことなく、スマートに、そしてきれいに召し上がって頂けるよう、前菜からデザートまでジャンル別に食事マナーを紹介します。
 

前菜・サラダの食べ方

レタスなどの野菜は、折りたたんで厚みを持たせるとフォークに刺しやすくなります。

レタスなどの野菜は、ナイフを使って折りたたんで厚みを持たせたり、丁度良いサイズにカットしたりします

レタスやルッコラなど厚みのない葉物は、フォークで刺しにくかったり、大きすぎたり、と召し上がるのに苦労することも多いですね。

サラダにもナイフを上手に使用しましょう。大き目のレタスなどはナイフで切ってOK。また、ナイフを使って葉類を折り、厚みを持たせると、フォークに上手に刺すことができ食べやすくなります。

 


 

スープの飲み方

左がイギリス式、右がフランス式

左が英国式、右がフランス式

スプーンを手前から向こう側にすくって頂くのは英国式。日本人の多くが、こちらの召し上がり方をしていますね。逆に、奥から手前に動かして頂くのはフランス式です。

スープが少なくなったら、英国式の場合はスープ皿の手前を少々持ち上げて。フランス式の場合はスープ皿の奥側を持ち上げて頂きます。

スープは基本的に「飲む」のではなく「食べる」と言われています。スプーンからすすることのないよう、スプーンを口に入れて召し上がるようにしましょう。

なお、デミタスカップのような「持ち手」の付いたカップに入ったスープの場合、そのまま口に運び飲んで頂いて結構です。小さなスプーンは、具を頂く時に使いましょう。

 

シーフードの食べ方

最近では、骨付きの丸ごとのお魚料理はあまり見かけないですが、もしもの際は、「魚を裏返さない」と覚えてください。まず、上身を頂き、次にナイフとフォークで上手に骨をはずして皿の奥側に置き、最後に下の身を頂くようにします。

殻付きの海老や蟹などの場合、フィンガーボウルが運ばれることがあります。フィンガーボウルが出たら、「手を使って頂いて良い」というサインです。汚れた指先は、フィンガーボウルで軽くゆすぎ、ナプキンで水分を拭いましょう。


肉料理の食べ方

フィンガーボウルが出されたら、手を使ってOK

フィンガーボウルが出されたら、手を使ってOK

先に全てを一口大にカットしてしまい、フォークを右手に持ち替えて頂くのはあまりスマートとはいえません。召し上がる度に一口大に切る方が冷めずにも召し上がって頂けます。

骨付きの肉がフィンガーボウルと共に出てきた場合も、どうぞ直接手でお料理をお持ち下さい。

また、つけ合せのビーンズ類はコロコロ転がってフォークに乗せるのは難しいですね。そのような場合は、フォークの背でほんの少し潰してみて下さい。転がらずに上手くすくえるようになりますよ。


チーズのオーダー法

正当なフランス料理の場合、デザートの前にチーズワゴンが運ばれる場合があります。お好みの種類をお好きな量で、クラッカーやバゲットなどと一緒に頂きましょう。ただし、その後のデザートのことも考えて、適量をオーダーされると良いでしょう。お腹がいっぱいでしたら、もちろんお断りしてもOKです。

なお、チーズワゴンはコース料金とは別のお支払いの場合がほとんどとなりますので、ご注意下さいね。


デザートの食べ方

フォーク、ナイフ、ソーススプーン、とすべてご用意されても、必ずしも全てを使う必要はありません。ご自分が召し上がりやすいカトラリーをお使い下さい。

食べにくいデザートの代表格「ミルフィーユ」は、思い切って倒してしまってから、ナイフを入れると意外ときれいにカットできます。


撮影協力:シェラトン都ホテル東京
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