9:00 リビングダイニング、寝室、子ども部屋など居室の片付け
- 大掃除開始までに「片付け」「不要物を捨てる」は済ませておくのが理想。せめて床には何もモノが無い状態にしておきたい。最初の30分程度で、可能な限りこの「片付け」を。
- 床置きのモノは所定の場所に戻し、不要物はまとめて玄関などに移動させます。食器も手早く洗ってシンクが掃除利用できるようにしておきます。
- カーテン類の布モノは外し洗えるものは洗濯機へ。干せるものは干し場へ。
- 寝室や子ども部屋の寝具は押入れにしまうか干します。ベッドマットも立てて。
- 窓は開けて換気体制を。
モノが無ければ掃除なんて簡単、簡単
9:30 玄関、玄関前、廊下、階段、洗面所、トイレ等の片付け
- 出したままの靴、傘などを片付け、不要物はゴミ袋に。
- 玄関ドアは開け放ち、玄関マット等は外して干すか洗うかします。
- 廊下に出してあるままのモノがあれば片付けて。洗面所、トイレでは床に置いてあるモノ、マット類を外し、玄関マット同様干すか洗うかしましょう。
- たたきの砂土やホコリはざっとここで掃き出してしまいます。
- また各所適宜窓を開けていきます。
10:00 キッチン 油汚れ落としの下準備
- 換気扇がシロッコファンタイプなら手前のグリスフィルターを外し、シンクに置きます。プロペラファンなら同様にプロペラまで外します。
- ガスコンロの五徳、その他油汚れのものもシンクに並べ、弱アルカリ性のキッチン洗剤かセスキ炭酸ソーダスプレーをたっぷり噴霧し、そのまましばらく放置します。
- 換気扇フード、冷蔵庫上、コンロ上、コンロ周りの壁などには弱アルカリ性のキッチン洗剤かセスキ炭酸ソーダスプレーを噴霧し、その上に広げたティッシュかキッチンペーパーを張り、さらにスプレーを噴霧して湿布します。これもしばらく放置しましょう。ただし電気系統を濡らさないように注意。
- その他汚れの気になる箇所(炊飯器など家電の外周、冷蔵庫扉、収納扉など)は、古タオルにセスキ炭酸ソーダスプレーを吹きつけ湿らせたもので拭いていきます。
- 窓や網戸の油汚れが気になる場合には、軽く湿らせたメラミンスポンジに軽く弱アルカリ性のキッチン洗剤かセスキ炭酸ソーダスプレーを吹きつけたもので、撫でるように擦って落とします。
- シロッコファンのファンやファンケースに関しては、汚れが軽いようであればグリスフィルターと同時に着手。ただ、汚れがあまりにもひどい場合、8時間掃除では手に負えません。諦めて日を改めましょう。
レンジフードの油汚れは、湿布で緩ませてから落とします
10:30 洗面所、トイレ、お風呂場 水垢汚れ落としの下準備
- 洗面所、トイレ、お風呂場ともマット類は外して洗濯するか干す準備を。
- 洗面所ボウル、トイレ便器には中性洗剤をスプレーししばらく放置。
- お風呂の浴槽の残り湯に1~2カップの重曹を溶かし(なければお風呂用洗剤など中性洗剤を多めに溶かし)、洗面器、風呂椅子、風呂蓋、石けん置き、シャンプー置き等を浸からせて置きます。
お風呂で遊んでいる子どもの玩具類も、ここで浸け置きしましょう
10:45 洗面所、トイレ、お風呂場 換気扇周りのホコリを取る
- 24時間稼動させておくことの多い洗面所、トイレ、お風呂場の換気扇カバーを外し、溜まったホコリを古歯ブラシで掻き出しながら、掃除機で汚れを吸い取っていきます。
- ついでに天井付近のホコリも吸い取ってしまいましょう。
11:00 リビング、寝室など居室+廊下、玄関等の天井・壁掃除
- フロアモップ等長い柄の先に乾いた古タオルをセットし、居室の天井部分を撫でるようにしてホコリ取りを。必ずマスク着用のこと。
- ヤニ汚れは乾拭きでは落ちません。タオルに中性洗剤かセスキ炭酸ソーダスプレーを吹き付け撫でるように拭きます。ただしこれはビニールクロスでの掃除法であり、砂壁や塗り壁の場合はハタキ等で軽く叩くに留めます。
- 天井と壁を集中的に、家中の気になったところを拭いて行きましょう。
市販の壁掃除グッズを活用するのもこの時です。天井と壁の継ぎ目を重点的に
※11:30~12:00 昼食休憩