他の協力も得る
飼い主だけで探し回るには限界があります。他の人の協力が得られる手段も考えましょう。■ポスターやチラシを作る
猫の特徴がわかる写真を付けてポスターを作りましょう。「迷子猫探しています」と連絡先は一番目立つように。ポスターは逃げた場所を中心に、許可を得てご近所や駐車場の塀、スーパー、コンビニ、動物病院、美容院、郵便局、交番、学校や公園や町内の掲示板、ゴミ置き場付近など人目につきやすいところに貼ります。
ポスターには逃げた日時、場所、連絡先と猫の特徴をわかりやすく掲載します。この他、猫のボランティア活動をしている人や動物病院に置いて持ち帰ってもらえるようにチラシも制作しましょう。チラシには、もう少し細かい情報を掲載してもよいでしょう。
もし猫が見つかったら、ポスターやチラシの協力をしてくれたところにすぐに連絡をしはがしに行ってください。そのために、どこにポスターを貼ったか、必ずメモを取っておきましょう。
■猫ボランティアの協力を得ましょう
飼い主のいない猫が多い地域では、地域猫活動をしている猫ボランティアがいるかもしれません。地域で活動している猫ボラさんは、どの辺にどんな猫がいるか把握していることが多いので、自分が探している特徴の猫を見かけていないか聞いてみましょう。夕方から早朝にかけて、猫にエサを配って回る人も存在します。猫が集まる場所時間の情報を集め、一晩徹夜を覚悟で待ってみると猫ボラさんか、逃げた猫に遭遇できる確率が高いでしょう。お腹がすいた猫は、まわりのニオイの情報からどこでご飯をもらえるかわかるものです。
■ペット探偵を頼む
どうしても見つけることができない、仕事などで探す時間が取れないなど自分の限界が見えたら、プロのペット探偵などに頼む方法もあります。ペット探偵は、ネットやタウンページにたくさん掲載されていますが、専門的な資格を必要としない職業なので、金額や仕事内容のトラブルが多いように聞きます。確かな業者か、きちんと探してくれるのか、契約期間や金額、報告書の有無・内容、もし見つからなかった場合の対応など、事前に話を聞き、納得できれば契約してください。