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迷子猫、脱走猫の探し方と防ぎ方(7ページ目)

どんなに注意していても絶対に逃げられない、ということはありません。もし猫が逃げてしまったら、迷子になった猫をどうやって探し、また見つかったときはどのように捕まえればよいでしょう。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

 

すぐに帰宅できるため、迷子札着用やマイクロチップを

他の誰かに保護された場合一番早く帰宅できる方法は、猫に迷子札がついることです。狭いところに入り込むのが好きな猫の習性を考えて、首輪は力が加わるとすぐに留め金がはずれる物や、ゴムなどの素材でできていて首輪が引っかかったときに首から抜けるようなものにしてください。迷子札は軽くて、文字などが消えてしまわない工夫がされている、たとえば、電話番号を書いた紙を挟んで蓋を閉じてしまえば水が入らないようなものなどが便利です。迷子札に記入するのは、ご自宅または携帯電話の番号だけでも構いませんし、個人情報を気にされる場合は、猫の名前とかかりつけの動物病院の連絡先を明記しておいてもよいでしょう。動物病院を明記する場合は、事前に動物病院の許可を取ってください。

はずれやすい首輪を付けるので、もし首輪がはずれてしまった場合を想定してマイクロチップも入れておきましょう。もし動物病院や愛護センターに保護されたら、マイクロチップの有無を確かめてもらえ、帰宅できる可能性があります。

猫の知恵と運動神経を過信しないことです。いつ何時どんな瞬間に猫が脱走するかわからないので、迷子札を着用するようにしてください。

外出自由にしている猫が家に帰ってこないのと、室内だけで飼われている猫が脱走してしまったのでは、探し方と見つかる確率が違ってきます。外出自由で数日~数週間戻らない場合は二度と会えない可能性が高いと覚悟してください。猫を外に出しておくということは、それだけ危険が高いということです。猫を大切な家族と思うのであれば、室内だけで飼育してください。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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