3/3 鳥取の手仕事を巡る旅４　様々な伝統工芸品 [雑貨] All About

最後に、せっかく鳥取に行くのなら、行っておきたい個人的お勧めどころをご紹介します。旅行の参考にしてください。

砂の美術館

全部砂でできた兵馬俑。圧巻です。
鳥取といえば、誰もが思い浮かぶのはまず「砂丘」。その砂を使った斬新でダイナミックなアートが、「砂の美術館」です。 2006年に「イタリア・ルネッサンス」をテーマにした第１期の展示を開催。現在は第２期として、「世界遺産・アジア編」が展開されています。日本、中国、シンガポール、インド、イタリアなど、世界各国から選りすぐりの砂の彫刻家が集まって、これらの作品を生み出しています。アユタヤ遺跡、万里の長城、タージマハル、バーミヤンなど、アジアの雄大な建造物を全て砂で表現しているのです。夜はライトアップして一層幽玄な雰囲気を醸し出し、ムードも満点です。

鳥取砂丘　砂の美術館
会期： 2008年4月26日(土)～2009年1月3日(土)
9:00～21:00(夜間はライトアップ)
入館は閉館の30分前まで
観覧料：一般300円(250円)、小中高校生200円(150円)
(　)内は、20名以上の団体料金。
※障害者手帳所持者は無料
お問い合わせ先：鳥取砂丘情報館サンドパルとっとり　TEL：0857-20-2231
http://sakyu.city.tottori.tottori.jp/museum/

植田正治写真美術館

大山をバックにした絶好のロケーション。
どうしても行ってみたかった、植田正治氏の写真美術館。雄大な自然に囲まれた田園地帯の真ん中に、突如スタイリッシュなコンクリートの建造物がどーんと現れます。植田正治氏は国際的に認められた写真家で、フランスでもUeda-cho(植田調)という日本語のままの言葉で紹介されているほど。砂丘を舞台とした、やや技巧的ながらどこか風変わりでとぼけた風情の群像演出写真が有名です。鳥取に生まれ、一生鳥取を離れることなく写真を撮り続け、有名になっても自らをアマチュア写真家と名乗っていました。1958年にニューヨーク近代美術館に出展し、その後はアメリカ、フランス、スイス、ドイツ等、世界各国で個展を開催しています。自由で遊び心に溢れ、家族への愛情に満ちた植田ワールドを、ゆったりとした空間の中で心ゆくまで楽しめました。

植田正治写真美術館
鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
tel 0859-39-8000
9:00～17:00（入館は閉館の30分前まで）　火曜定休(祝祭日の場合は翌日)
※12月1日～2月末は休館
入館料：一般 800円 (700円) 　高校大学生 500円 (400円)
小中学生 300円 (200円) 　※( )内は20名以上の団体料金です。
http://www.japro.com/ueda/

割烹・味処ことぶき

ボリュームたっぷりで満足度の高い、境港丼。
さて、鳥取ご飯も抜かりなく堪能してきました。境港にある割烹「ことぶき」は、水木しげる記念館からもすぐの場所で、観光帰りにも便利です。日本海の海の幸がたっぷり詰まったどんぶりは、新鮮な素材を贅沢に使い、魚がぷりぷりと瑞々しくて、めくるめくような美味しさでした。ボリューム感があるので、おなかを空かせて挑みましょう。さっぱりとフルーティな地酒も美味しかったです。

割烹・味処ことぶき
鳥取県境港市相生町127
tel 0859-42-2017
昼　11:30～14:00　　夜　17:30～21:00　木曜定休（祝日は営業）