コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

コンサルは、早く訪れるチャンスを生かす

べリングポイント株式会社シニア・マネージャー奥井氏が語るコンサル半生とは?

執筆者:大石 哲之

好評の現役コンサルタントインタビューシリーズ、今回はべリングポイントに取材に行ってまいりました。べリングポイント社は、大手町のパシフィックセンチュリープレイスという近代的なビルにあります。見晴らしのよい会議室で、終始なごやかにインタビューが行われました。

第一回は、奥井氏のコンサルタント歴、現在の職に至るまでのステップアップについてお話を伺いました。

べリングポイント株式会社
シニアマネージャー
奥井潤氏
聞き手:コンサルティング業界で働くガイド 大石哲之


大学では経営工学を専攻


--まずは簡単に略歴をお願いします。

はい。大学を卒業後、まずは監査法人系のコンサルティングファームに新卒で入社しました。その後、外資系コンピュータ会社、外資系コンサルティング会社を経て、現在ベリングポイントに在籍しています。社会人経験としては、おおよそ10年程になります。

--大学ではどのような事を専攻されていましたか?

そうですね、大学は私立の理系で、経営工学を専攻していました。専攻は理系だったのですが、卒業論文のテーマは原価計算でしたし、講義等もコンサルティングに生かすことのできる内容を学んでいましたね。

--なるほど。新卒でコンサルタント会社に入社されたということで、コンサルタントになろうとした理由についてお聞かせください。

はい。直接のきっかけというのは、大学3年の11月ごろ参加した某大手シンクタンクでのインターンシップで、コンサルタントという職業を知ったことですね。それまでは、周囲の学生と同じでSE志望でした。

どうしてコンサルタントになりたいと思ったかですが、もともと私自身、「人の役に立てる仕事に就きたい」という思いがありました。

SEを志望していた頃にもその思いを抱いていましたが、インターンシップでコンサルタントという職業の存在を知って以来、コンサルタントも志望職種の一つとして選択肢に加えても面白いのではないかと思ったんですね。
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